2015年11月13日金曜日

11月10日 平和の取り組みご報告


11月10日 平和の取り組みご報告

絵本
ピース・ブック The Peace Book   童心社
ドット・パール 作
堀尾 輝久   訳
という絵本を3~5歳児クラスの子どもたちに読む機会をいただきました。

絵本を読む前に、子どもたちにとっての平和とは何か質問してみると4,5歳児クラスの子どもたちから自分の思う平和を話してくれました。
いくつかご紹介します。
・ごはんを食べたりお友達がいること
・みんなが平和に暮らしていること
・みんなが仲良く遊べること
・みんなと仲良く過ごすこと
・お家でたのしく暮らせること
・マンションができたこと
でした。  3歳児の子どもたちは、うまく平和を言葉に出来なかったようです。戸惑ってしまう3歳児もありのままの姿と感じられたひとときでした。

絵本を読みすすめると真剣に聞き入って、見入っていた子どもたちでした。読み終えて、ひとつのフレーズ『へいわってなあに みんながおくつをはけるといいね』という箇所から、「他の国では靴を持てないお友達もいるよ」 と伝えてみました。

今すぐにすべてが、世界中が平和になるって難しいけれど、すぐ近くのみんなが嬉しい、楽しいってことを毎日していると平和がたくさんつながるね。そして、辛い時、悲しい時、苦しい時に『大丈夫?』と心配したり、『大丈夫だよ!』と助けたり、励ましあったりすると、それが嬉しいに変わって平和が生まれるね。  という話をしました。

YMCAでは、平和について考えたり、感じる機会が多いかと思います。小さなことをコツコツと続けていくことが、文頭にあるような子どもたちの考える平和が、心に育まれていくのだと思います。保育園という日々の生活の中、ひとりひとりを大切に、ひとつひとつを丁寧に行うことで、今後も平和について取り組む機会を持ち続けて行きたいと思います。






YMCA東かながわ保育園 菊池 智子