2015年7月31日金曜日

日々の訓練の大切さ

YMCA東かながわ保育園・放課後児童クラブ7月避難訓練(津波想定)のご報告

7月21日(火)に津波を想定した避難訓練を行いました。
通常の避難訓練のように地震発生後、待機。各クラス先生の話を聞いて落ち着いて行動できていました。
津波の恐れがあるとの放送を聞き、各クラス隣のマンションの7階まで非常階段を使って避難しました。
0歳児、1歳児クラスは他クラスの先生と連携を取り、おんぶ紐と抱っこで移動。
2歳児クラスは学童にいる高学年の小学生と共に歩いて移動。
3,4,5歳児、一時保育の子どもたちも先生の話を聞いてしっかりと移動することができました。

今回の避難訓練は、7月4日、5日に行われた復興支援講演会を元に今までの避難訓練を振り返り、いろいろな事象を想定しながらの避難を行いました。
普段は保育園の子どもたちを中心に訓練を行っていますが、夏休みということもあり、学童の子どもたちも一緒に協力して避難することが出来るかを考えました。

子どもたちも普段の避難訓練以上に真剣に取り組んでいました。

講演会でのお話で「想定外を想定する」という大切さを改めて実感できた一日になりました。

思いでいっぱい作ったよ

YMCA東かながわ保育園きりん組(4歳児)おとまり会のご報告

7月24日(金)から7月25日(土)の一泊二日、東かながわ保育園でお泊りをしました。
きりん組13名全員参加。朝から見事な青空で子どもたちも元気いっぱいでした!

<24日(金)>
きりん組の子どもたちはまずお泊りの準備をすることから始まりました。
お弁当やおふろセットの用意を自分たちでも確認し、最後にぞう組からもらったコースター型のお守りをそれぞれのリュックにつけて準備OK♪

 駐車場まで見送りに来てくれた保育園のお友だちに「いってきま~す!」と大きく手を振り出発しました。
最初の目的地はフィールドアスレチック 横浜つくし野コース。バスの中で、アスレチックってどんなものがあるのだろうと期待に胸を膨らませていました。
バスの中では恒例?のお弁当クイズと、ラブラブじゃんけん。そしてギターに合わせて歌もたくさん歌いました。

アスレチックに着くとその広さに「わぁ~」と歓声を上げる子どもたち。
2グループに分かれて進みました。今回の場所は大人でも大変なポイントがあるので、子どもたちが自分で選び挑戦出来るようにしました。それでも保育者の想像を超えるほどのチャレンジ精神で、
スイスイ進んでいました。みんなの先頭に立って挑戦する子、みんなの様子を見ている子、一緒にやろう。と誘っている子など、様々でしたがとても充実した顔立ちになっていました。

水辺のエリアでは、最初は慎重に・・・でも最後は大胆に。と体全体を使って楽しんでいました。

お昼ご飯をみんなで食べた後は、同じ施設内のトムソーヤ冒険の森へ。
大きな遊具にみんなで挑戦しました。
ここの目玉はほぼ垂直落下のフリーフォールすべり台。
大人でも尻込みしてしまう高さでしたが、なんと半分以上の子どもたちが挑戦しました!
感想は「なんか、このへん(胸のあたり)がふわってした!」だそうです。
さすがに怖くて泣いてしまう子もいましたが、挑戦してすべることが出来たことで大きな自信につながったようでした。

フィールドアスレチックを後にして目指すは・・・銭湯!
たっぷり汗をかいた体を大きなお風呂で洗い流しました。最後にはお楽しみのコーヒー牛乳で元気を充電しました。



保育園に戻り夕食はぞう組の子どもたちが心をこめて作ってくれたカレーをモリモリ食べました。
ナイトプログラムは・・・手持ち花火!花火が魅せる不思議な雰囲気をみんな楽しんでいました。
振り返りは自分たちで作ったクレヨンキャンドルに火を灯し、一日の思い出を話しました。




<25日(土)>
6時までぐっすりと眠った子どもたち、朝起きてお茶を飲み、ひんやりゼリーを食べた後。
保育園の周りを歩いて散歩しました。いつもと違う雰囲気にちょっとワクワクしている子どもたちでした。

朝ごはんはおにぎり。自分で好きな具を選んでぎゅっ、ぎゅっと握って食べました。
溢れんばかりの具だくさんおにぎりに満足顔の子どもたちでした。

一日過ごした保育園のお部屋の片づけと掃除を終え、後はお迎えを待つばかり・・・
お泊りの様子をお家の方にスライド写真を使って報告をしたあと、
最後に、先生からメダルとカードのプレゼントを受け取りました。

普段ではなかなか出来ないことも、お友だちと一緒なら頑張ることが出来ると感じたと思います。
お家の方と手をつないで帰宅する子どもたちの笑顔を見て、最初は不安などもあったと思いますが、終わってみればすべてが自信と達成感に変わり、充実したお泊り会になったのではないかと感じました。
保育園に送り出す保護者の方や地域の方々の協力に感謝いたします。

<東かながわ保育園 青木 隆浩>

2015年7月22日水曜日

からだとあたまを鍛えよう

YMCA東かながわ放課後児童クラブ・キッズコーディネーション体験会のご報告

 7月13日にキッズ・コーディネーション体験会を行いました。キッズ・コーディネーションとは、さまざまな状況を目や耳など五感で察知し、脳で判断し、具体的に筋肉を動かす過程をスムーズに行う能力を高めていくことを目的としたトレーニングです。

 まずは、準備体操からスタート!体を伸ばしたり、広げたり。気合充分です。
 初めに取り組んだのは、ボールを使って反射神経を鍛えるトレーニングです。ボールを上に投げ、手をできるだけたたきます。「20かいたたけたー!」と得意げに教えてくれるお友だちもいました(笑)また、2人組になり、1人のお友だちがボールを2つ持ち1つを落とします。それをもう1人のお友だちがキャッチします。みんな、集中してボールを見つめ手を動かしていました。前半を終えた頃にはみんな汗をかいていました。しっかり休憩して、後半に備えます。


 後半は、はしご型のロープを床に敷いたものを決められたステップで進んでいくトレーニングです。ステップは大人でもこんがらがってしまうほど難しいのですが、コツを教えてもらい、周りのお友だちに助言をもらいながら、最後まで諦めずに取り組むことが出来ました。あっという間の1時間。最後には、体操リーダーが倒立やバック転を披露してくれました。「すごーい!」と歓声があがりました。

 子どもたちにキッズ・コーディネーションの感想を聞くと、「むずかしかったけど、たのしかった」「もうすこしむずかしいこともちょうせんしたい」といった答えをくれました。
 
 今後も、体験会やプログラムを通して、子どもの能力を伸ばし、好きなこと・得意なことを増やしてもらいたいなと考えています。





           (YMCA東かながわ放課後児童クラブ 佐藤 泰乃)

2015年7月21日火曜日

平和ってなんだろう

YMCA東かながわ放課後児童クラブ・平和プログラムのご報告

 7月6日に平和についてみんなで考える時間を設けました。

 世界で起こっていることをクイズ形式にして考えました。

世界では、どのくらいのこどもが小学校に通っていないでしょう?という問題では、「学童にいるお友だちは30人くらいだから、そのうち3人は学校に行けていないよ」と伝えると、子どもたちは「そんなに?」「なんでー?」と驚いていました。

 また、世界では、どのくらいの大人が文字の読み書きができないでしょう? という問題では、「学童のリーダー(スタッフ)6人のうち1人が読み書きをできないよ」と伝えました。読み書きが出来ないとどのようなことで困ってしまうのかを体験を通して学びました。三つの容器に、韓国語やアラビア語で【洗剤】【ニス】【栄養ドリンク】と表記されたラベルを貼り、塩水・砂糖水・スポーツドリンクを入れます。一人ひとり栄養ドリンク(スポーツドリンク)だと思う飲み物を選んでもらい一緒に飲みました。しっかり栄養ドリンクを選べたお友だちは「おいしー」と嬉しそうに飲み干していました。洗剤(塩水)やニス(砂糖水)を選んでしまったお友だちは苦笑いです。文字が読めずに本当に飲んでしまったらということを体験を通して考えることが出来ました。「ほんとうにまちがえてのんじゃったらたいへんだね」と言いながらも、きれいに飲み干していました。

 次に、世界中の子どもが1 年間学校に通えるために必要な援助額と世界の軍事費をひもの長さで現してみました。世界中の子どもが1 年間学校に通えるために必要な援助額は1兆6,000 億円→16cm、世界の軍事費は173 兆8,000 億円→17m38cmです。数字では分かりにくいですが、ひもの長さを見て、子どもたちは戦争に使われているお金の多さに驚いていました。「せんそうをしなければ、がっこうにいけるこがふえるのに…」という感想もあり、しっかり考えているんだなと感心しました。

 みんなで平和について学んだ後は、横浜YMCAで取り組んでいる、『平和の川柳』に挑戦してみました。絵本『へいわってなんだろう』を読み、自分にとっての平和とは何かを考えてもらいました。1年生は川柳を作ることが初めてのお友だちがほとんどでしたが、みんなで世界のことを学んだり、平和について考えた後だったので、鉛筆がすらすら動いていました。出来上がった川柳を見て、子どもたちの未来も子どもたちの描く平和な世界であってほしいと強く感じました。たくさんの応募ありがとう!

http://www.yokohamaymca.org/gakudo/gakudo-higasikanagawa.html


                     (YMCA東かながわ放課後児童クラブ 佐藤 泰乃)

2015年7月18日土曜日

笑顔!元気!繋がろう!ふじさ~ん!!

YMCA東かながわ保育園ぞう組(5歳児)夏キャンプのご報告

7月8日(水)から10日(金)までの2泊3日、富士山YMCAでキャンプを行いました。
ぞう組13名全員参加。あいにくの曇り空でしたが、子どもたちの笑顔とパワーで元気いっぱいでした。

<1日目>
出発前の見送りには、保育園の子どもたちと保護者の方からいってらっしゃ~い
ぞう組の子どもたちの「いってきま~す」の大きな声が響き渡りました。

バスの中では、お弁当クイズを出し合い、おにぎりの具は何だろう?と楽しみにしていたり、ギターに合わせてキャンプソングを元気に歌っていました。特に「キャンプのおまじない」という歌でみんなの気持ちを一つにする事が出来ました。

西臼塚に到着し、駐車場の休憩所で待ちに待ったお弁当Time。お弁当を用意するとなんとサプライズでおうちの日予応援メッセージが入っている子もいました。
元気を充電し、富士山YMCAおはなリーダーから富士山に住む動物の話や富士山にまつわる話を教えてもらいながらいざ西臼塚へ・・

自然のアスレチックと呼ばれる、きりんのような大きい木(きりんの木)に登ったり、見つけられると50年は幸せになれるというパズルの木で遊んだり、大きな倒木の上に登ったり、木のシーソーにみんなで乗って揺らしたりそれぞれ楽しんでいました。
富士山YMCAでは、おいしいご飯に「おかわり~」という声がたくさん聞こえ、お風呂で背中の流しっこをしました。
一日目の夜はナイトハイク・・・の予定でしたが、天候が回復しなかった為キャンプ支援センターで花火をしました。どんな色の花火が出るのか楽しみにし、最初と最後に線香花火をして締めくくりました。
就寝前に子どもたちが作ったソルトキャンドルをみんなで囲み、ロウソクのあたたかい光
の中で一日の振り返りを行いました。



<2日目>
雨模様のスタートでしたが、ほとんど予定を変更せずに行うことが出来ました。
午前中、竹筒を使った世界で一つの手作り水鉄砲をみんなで作りました。試し打ちのつもりが勢いよく発射する水に魅了され、いつの間にやら大盛り上がりしていました。


お昼ごはんは名物(?)”男前やきそば”
子どもたちにも手伝ってもらいましたが、
今回は富士宮焼きそばを園長先生と青木先生で豪快に作り、
出来立てをすぐに食べてあっという間に完食!
その後にみんなでスイカ割り。最初は子どもたちの声援を受けながら目隠しをして挑戦、しかし当たらず・・今度は目隠し無しで行ったところ見事最後の13人目でぱっかーんと割れました!スイカもあっという間に完食しました。

午後は陣馬の滝へバスで出発、間近で見る滝に圧倒されたり、水に触れ「つめたーい!!」と自然のすばらしさを感じる事が出来ました。
ナイトプログラムは
YMCA金沢八景保育園のお友だちと一緒にキャンドルナイト。
初めて会ったお友だちともゲームを通じて仲良く遊ぶ事が出来ました。

<最終日の3日目>

朝から約束していた枕投げからスタート!おそろいのキャンプTシャツに身を包み、みんなで平和の鐘を鳴らしました。
富士山YMCAでおはなリーダーと「笑顔!元気!つながろう富士山!」と元気に挨拶を交わしミルクランドへ出発。
牧場の動物たちを見学し、最後にはお楽しみのソフトクリームを食べました。勢い余って顔にクリームがついてしまうくらいおいしかったようです。

保育園に着くと皆があたたかく出迎えてくれ、子どもたちは保護者の方に楽しかった事を報告。最後にメダルとメッセージカードを先生たちから受け取りました。

3日間のキャンプは、色々な方々に支えられていた事を実感できるキャンプでした。
担任と子どもたちのつながりや保護者の方の気配り、新しい出会いや大自然。全てが見て感じて一人ひとりの経験に繋がっていったと思います。
キャンプを通じて絆を深め、これからも共に喜び、分かち合える仲間たちになってくれる事でしょう。



YMCA東かながわ保育園 青木隆浩)

2015年7月4日土曜日

ミニカロム大会

YMCA東かながわ放課後児童クラブ・ミニカロム大会のご報告

7月3日に学童のお友だちみんなでミニカロム大会を行いました。

 カロムとは、ビリヤードとおはじきを組み合わせたようなボードゲームです。その歴史は古く、12,13世紀にかけてエジプト・イエメンに「カエラム」という名のカロムの原型が生まれ、15世紀にイギリスに渡り、その後明治末期から大正初期にかけて横浜に上陸し、全国に広まっていきました。学童では、4月にカロム台を新調し「みんなともだちカロム」というセットを購入しました。このカロムセットは東日本大震災の後に福島県いわき市で生産されているもので購入することで復興支援にもつながります。
 
 今回のミニカロム大会ではチーム分けや審判、タイムキーパーなどすべてにおいてこどもたちが自ら行ってくれました。





 7月20日に開催されるC1カロムグランプリや8月には横浜YMCAの学童やキッズクラブが一堂に会するカロム大会も予定されています。大会に向けて今後もたくさん練習をして行きます。


(YMCA東かながわ放課後児童クラブ 湯川 千愛)

2015年7月2日木曜日

カッパのかぱこちゃんとの大事なお約束

YMCA東かながわ保育園・プール開きのご報告

7月1日(水)にプール開きを行いました。
あいにくの空模様となり、プールに入ることはできませんでしたが、礼拝を守った後、みんなでプールで遊ぶ時のお約束を確認しました





プールでのお約束をする為に、スペシャルゲストのカッパのかぱこちゃんが登場!!小さなクラスのお友だちは、新しいお友だちの登場にビックリして涙が…というハプニングもありましたが、みんな大喜びでした!
お話を聞くときの表情は真剣そのもので、かぱこちゃんと一緒に、「プールの周りは走らないで歩こうね」「お友だちと仲良くおもちゃを使おうね」などのお約束をしっかりと確認しあうことができました。





今年の夏も、子どもたちと安全に楽しくプール遊びを行いたいと思います。

                    (YMCA東かながわ保育園 井出 冬里)