2018年8月28日火曜日

絵本から感じる平和とは…

YMCA東かながわ保育園
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歳児クラスで平和の絵本を読む時間を持ちました。
『ぼくがラーメンたべてるとき』
長谷川 義史

絵本を読んでもらっている時の子どもたちの表情はとても真剣でした。

読み終えて、担任から以下の様な言葉を投げかけました。

『みんなが、TVみたり、楽しく笑っていたり、絵本を読んでいたりする時でも、どこかで困っている人がいたり、みんなぐらい小さな女の子が、遊ぶ時間もなく、お仕事しなければならないでいるんだよ。 みんなは、平和。だから、これからも、転んでいるお友だちがいたら、助けたり、優しい気持ちで過ごそうね。みんな、仲良くしてくれたら嬉しいな。』




平和というと、とても壮大な事のように感じられますが、保育園にいる子どもたちは、絵本の世界、先生の言葉、日常の生活の中でつながる様々な人たちとの中で、平和を感じ、平和についての学びをしているのではないでしょうか。

これからも、YMCA東かながわ保育園では、小さなことから平和へとつながって、世界が良くなっていくように、活動、行動して行きたいと思います。

(YMCA東かながわ保育園 菊池 智子)

2018年8月25日土曜日

優勝を目指して!

YMCA東かながわ放課後児童クラブ
学童・キッズ合同カロム大会報告

8月21日(火)に横浜YMCAの学童・放課後キッズクラブに在籍している子どもたちの代表が集まり、カロム大会が行われました。

YMCA東かながわ放課後児童クラブからは5チーム10人と、応援メンバーが参加しました。

カロム大会前には、練習試合を通してルールなどを確認し、当日を迎えました。

 

午前中は、予選リーグが行われ、午後の決勝トーナメント進出を目指して試合に臨みました。
 
  
 
 

朝、学童に集合した時から緊張していた様子の子どもたちでしたが、ペアでコミュニケーションを取りながら試合を行い、参加した5チーム中、2チームが午後の決勝トーナメントに進みました。

午後は決勝トーナメントが行われ、負けたら終わりの一発勝負。
午前中とは会場の雰囲気が一変し、午前中以上に白熱していました。
決勝トーナメントに残った2チームのうち1チームは、惜しくも1回戦敗退。残りのチームも準々決勝で敗退し、東かながわの最高成績はベスト8でした。


真剣勝負を通して感じた勝つ喜びと負けた時の悔しさは、参加した子どもたちにとってとても大きな経験になったと思います。
今回の経験を日常生活の中でも生かし、大きく成長していくことを願っています。



牧場から教えてもらったこと

YMCA東かながわ放課後児童クラブ
夏休み特別プログラム「こどもの国ふれあい牧場学校」報告

8月20日(月)にこどもの国ふれあい牧場学校へ行きました。
毎日のように台風が発生しては日本列島に近づく予報となっており、天候が心配されましたが、無事実施できました。

今回のプログラムでは、牛の乳しぼり体験やエサやり体験などを通して、自然とふれあうことだけでなく、命のつながりについて感じることもねらいとしました。

学童からこどもの国まで移動時間が長かったので、到着後、牧場近くの芝生でお弁当を食べ、牧場学校までの時間、芝生で遊びました。

牧場学校では、スタッフさんの説明を聞きながら、牛舎の見学、乳しぼり体験、エサやり体験、子牛がミルクを飲む様子を見学しました。

①オリエンテーション
牛舎で牛の種類の説明、一日に食べる食事の量などの話を聞きました。
この時、牛舎内の慣れない臭いに思わず鼻をつまんだ子どもたちがいました。

②乳しぼり体験
普段飲む牛乳は冷蔵庫で冷やされていますが、初めて触った牛の乳の感覚は、ざらざらしてて、温度は生温かかったようです。


③エサやり体験
牧場で飼育されている牛や羊たちにエサをあげましたが、豪快な食べっぷりやエサの食べ方にびっくりしている様子でした。


牧場学校が終わった後、濃厚なソフトクリームを美味しくいただきました。

普段見られない牧場の様子、乳しぼり体験などを通して、動物たちとのふれあい、新しい発見、命のつながりについて学ぶことができたと思います。
牧場学校で感じた感覚、気づきや学びを大切にしてもらいたいと思います。

2018年8月20日月曜日

ランチデー②夏野菜カレーを作ろう!!

YMCA東かながわ放課後児童クラブ
~夏休みプログラム「ランチデー②夏野菜カレーを作ろう!!」報告~

夏休みや冬休みなどの長期休みは子どもたちが一日を学童で過ごします。
普段はお昼ご飯にお弁当を持参していますが、今年の夏休みは注文弁当の日が4日間(注文は希望制)、みんなでクッキングをしてお昼ご飯を作るランチデーが2日間ありました。
本日8月17日は夏休み2回目のランチデーでした。
作ったものは「夏野菜カレー」です。このメニュー設定には2つのねらいがあります。
1つ目は、「野菜をたくさん食べる」です。なすやピーマンは苦手な子どもが多いですが、カレーの中に入っていれば食べやすくなるのでは?と、考えました。
2つ目は、「カレーを一人で作れるようになる」です。お米をとぐところから、カレーを煮るまでの手順を一人ひとりが体験し、みんながお家でカレーを作れるようになれたらいいな・・・という思いから、手順を丁寧に確認しながらクッキングを進めました。

まずはお米をとぎます。といだことがない子は初めての体験となりました!

続いて炊飯器にお米をうつし、お水を入れ、炊飯開始!

野菜を洗って、皮をむきます。ピーラーも意外と難しい!

玉ねぎを切りながら号泣する子もいました…!

なすはやわらかく切るのが難しそうでしが、上手に切っていました。

野菜を切った後は玉ねぎから順に炒めます。
高学年の男子が火元で年下の子を見守ってくれていました。

具だくさん!(にんじん、玉ねぎ、じゃがいも、ピーマン、パプリカ、なす)

水を入れて煮込み、ソーセージも加えました!
ルーも入れ、学童のお部屋はたちまちカレーのいい匂いが…!

できあがったカレー、おいしいね!!

クッキングの前は「え~にんじん嫌い~。」「なすもピーマンも嫌いだよ!」と言っていた子どもたち。
終わった後に「ピーマンもなすも食べれた!」「なすの味はしなかったよ!」との声を聞くことができました。
みんな大好きなカレーのおかげか、自分たちで作ったカレーだからか、野菜に苦戦する子どもはあまりいませんでした。
みんなで協力して、1つのものを作ることは簡単なことではありません。でも、大変な分、完成した時の喜びは大きなものです。
今回のクッキングを通して、「野菜を食べる事」であったり、「みんなで協力する事」の良さや大切さが子どもたちに届いていれば幸いです。
ぜひ、お家でも一人でカレー作りに挑戦してほしいです!!
今後も、ただクッキングをするだけでなく、目的をもってテーマを設定し、楽しくて、おいしい!そんなランチデーにしていきたいと思います。
YMCA東かながわ放課後児童クラブ 荒谷 真梨

73年の時を経て…

YMCA東かながわ放課後児童クラブ
~夏休みプログラム「平和学習をしよう!」報告~
平成30年8月15日で日本は終戦73年を迎えました。YMCA東かながわ放課後児童クラブでは平和学習プログラムであーすぷらざに行きました。
「ちょうど73年前の今日、戦争が終わったんだよ。」と説明を聞いても「ふーん・・・。」という反応。日本の子どもたちにとって戦争はなじみがないものです。
語り部さんのお話を聞いたり、当時の映像、写真、洋服を見て子どもたちの表情はどんどん変わっていきました。








お話を聞いたり、展示を見た後、語り部さんへの質問タイムがありました。
「戦争はだれからはじめたの?」「どうして戦争になったの?」「防空壕で何をするの?どうやって作るの?」
真剣なまなざしで素朴な疑問をあげる子どもたち。語り部さんはそんな子どもたちの質問に丁寧に答えてくださいました。
「戦争が終わった時、子どもの私は勝ち負けなんてどうでもよかった。戦争が終わったこどが天にものぼるほど嬉しかったんだよ。」とおっしゃっていました。「戦争がもう二度と起こらないように、けんかをしないことが大切だね…。」語り部さんの言葉を一つひとつ、受け止めている子どもたちが印象的でした。
平和学習後にお昼を済ませ、午後は国際理解展示室に行きました。
色々な国の民族衣装や楽器に子どもたちは大喜びでした!!
子どももリーダーも民族衣装を着て大盛り上がり!!
モンゴル!
中国!
あーすぷらざにて、語り部さんのお話を聞くことができ、戦後に生まれた子どもたち、リーダーたちにとっては貴重な学びの機会となりました。73年経った今でも、日本人として戦争のことを忘れずに、いつまでも「平和」に目をむけられる、そんな心をもっていたいです。
少し難しい話だったかもしれませんが、これからも子どもたちと「平和」について向き合う時間を作っていきたいと思います。そして、子どもたちには「広い世界を知り、日本を知る。」いろいろな世界を感じてほしいと思います。
YMCA東かながわ放課後児童クラブ 荒谷 真梨

2018年8月17日金曜日

人気の陶芸教室

YMCA東かながわ放課後児童クラブ
夏休み特別プログラム「陶芸教室」報告

8月16日に夏休みの特別プログラムで横浜市陶芸センターへ行きました。
陶芸教室は学童の夏のプログラムでほぼ恒例となっており、子どもたちは楽しみにしています。

陶芸センターの先生からレクチャーしていただきながら、手動のろくろの上で、粘土の塊をカップやお皿などにするために形作っていきます。

粘土の塊は固いため、しっかり体重をかけていかないと形作ることは難しいですが、力を入れすぎると形成したものが崩れてしまうため、力強さと慎重さの両方が必要になってきます。
 

 
どんな形にしようか、あれこれイメージしながら子どもたちは作業を進めていきました。
カップを作る子どもたちは、粘土の塊の一部を切り、棒状の取っ手を作り、どべを塗ってくっつけていきます。

時に楽しみながら、時に真剣な表情で取り組んでいました。



今回子どもたちが作業をするのは、形成するところまで。
作品が出来上がるまでの工程の中に、窯での焼き入れや仕上げなどがありますが、それらは陶芸センターの方にお願いして、完成を待つようになります。
子どもたちが作った作品は、約1ヵ月~1ヵ月半後に手元に届く予定です。

また、一度に全員が作品作りを行うことはできないので、空き時間は陶芸センターの目の前の池でザリガニ釣りを行いました。
割り箸や落ちている木の枝を竿にし、紐と小石とエサをつけて釣り竿の完成。
男の子も女の子も夢中になってザリガニを見つけては釣り糸を垂らして食いつくのを待っていました。
ザリガニがエサに食いつき、釣りあげようとしたとき、そのまま釣れるザリガニもいれば、身の危険を感じてかエサを手放すザリガニもいて、子どもたちは一喜一憂しながら楽しんでいました。


陶芸という文化と自然の中での活動の両方を楽しむことが出来た1日となりました。
夏休みの残りは少なくなってきましたが、残りの特別プログラムも楽しんでもらいたいと思います。

2018年8月15日水曜日

中学生になった卒園児が保育園に来てくれました!

YMCA東かながわ保育園

2010年度にYMCA東かながわ保育園を卒園した中学生が8月2日、3日に中学校の課題研究の為、保育園に遊びに来てくれました。
2日間で8人の卒園児のお兄さん、お姉さんとかかわりました。
最初はお互いにお客様という感じでしたが、プール遊びと水遊びを通して次第に仲良くなっていく子どもたち。

先生たちではそこまでずぶ濡れにならないので、子どもたちもここぞとばかりに水を掛け合い思いっきり楽しんでいました。


卒園児も最近では「こんなに思いっきり水遊びできない!」とずぶ濡れを楽しんでいました。


生活面でもお手伝いをしてくれて、一緒にご飯を食べたり、絵本を読んでもらったり・・・と
卒園児と子どもたちの距離が寄り添うようになっているのを見て、卒園児それぞれが、当時自分たちがしてもらっていた事を思い出しながら、照れくさそうに関わっている姿を見て、この保育園で育っていったんだなと改めて成長を感じました。



最終日はひつじ組の寝かしつけまでしてもらいました。
(興奮してなかなか寝つけなかった子も…)

子どもたちと関わっている卒園児が口々に言っていた事は、懐いてそばから離れない子を見て「この子かわいい・・・」と呟いていました。

年度が違い直接関わった子はいませんが、すぐに打ち解けて、同じ東かながわ保育園のメンバーとして時間を共有出来た事はとても素敵な事だと思いました。
これからもこのような繋がりを大切にしていきたいと思います。

東かながわ保育園 青木 隆浩