2022年9月9日金曜日

大規模災害の避難訓練

YMCA東かながわ保育園
 9月2日 大規模な災害を想定した避難訓練を行いました。
午前10時に地震後の津波を想定した訓練を行い、マンションの7階まで避難をしました。0歳児は保育士が背負い、1歳児も歩ける子は階段を登り、2歳児~5歳児は全員が自らの足で7階まで登りました。
1歳児が一生懸命7階まで登る姿はとても逞しく感じました。

午後は230分に避難勧告が発令。
いつもはぐっすりと眠っている時間ですが、放送が流れると子ども達は ぱっと目が覚め保育者の指示通りに行動することができました。いつもは幸ヶ谷小学校に避難をしますが、
小雨が降っていたため、近隣を一周することに変更し、園での引き渡しになりました。

保護者の方のご協力のもと無事に終えることができました。
職員としても大切な命を守る事の任務を再確認出来ました
実際の災害時に安全に避難できるよう実施後に評価会を持ち、より効果的な避難訓練を行っていきたいと思います。



                     (YMCA東かながわ保育園 石井)

2022年9月2日金曜日

8月のピンクシャツデー

 YMCA東かながわ放課後児童クラブ
8月31日(水)に、みんなでピンクシャツデーについてお話ししました。

YMCAでは、いじめをなくそうという心からの発信として、

ピンクシャツデーを毎月(最終水曜日)設けていることを再確認しました。

「8月の一か月間、だれかをいじめていないか考えてみよう」と

自分たちの行動を振り返る時間を設けると、

ぽろっと「弟のことをちょっといじめてたかも」という発言もありました。

子どもたちからは

「差別は良くないと思う。」

「男の子だから、女の子だからは関係ないよね。」など意見が飛び交いました。

また、多くのお友だちがピンクのものを身に着けてきてくれました。
せっかくの大切なピンクシャツデーを1年に1度だけではなく、

毎月いじめについて考える時間にしていきたいと思います。

(YMCA東かながわ放課後児童クラブ 青木 茉梨奈)

観劇「シュレミールと小さな潜水艦」

 YMCA東かながわ放課後児童クラブ
8月は様々なプログラムで平和を学ぶ月。

8月18日(木) 東かながわ放課後児童クラブから13人の子どもたちが、

桜木町県民共済みらいホールへ人形劇を見に行きました。

シュレミールという白猫と、AIが組み込まれた最新の潜水艦の友情物語。

「故障してしまった」とされる潜水艦は、実は「心」が生まれていて自らの意思で考え行動する潜水艦になっていたのでした。

一つの火山島をめぐり人間たちが戦争を行っている中、

「心」を持った潜水艦は自らの命を懸けて火山島を破壊することにより、戦争をやめさせようとします。人間、猫、潜水艦、海の生き物等、様々な形態の人形の登場に歓声や笑いが起こる中、

物語はどんどん進み白猫と潜水艦の友情は深まっていくのでした。


挿入歌をすぐに覚えて小さな声で歌ったり、

休憩時間にプログラムを見てまだ出てきていないキャラクターを探したり、

子どもたちは思い思いに人形劇を楽しんだようでした。


港の桟橋で白猫が「俺はいつもここにいるぜ」と言ったセリフとともに

終わった人形劇に対し、「結局潜水艦はどうなったの?」と言ってくる低学年の子ども達。

「死んだんだろ・・・」という高学年の子。

愚かな人間たちの戦争を止めるために亡くなった潜水艦と、

白猫がそれを分かっていても潜水艦に語りかけているラストシーンは、

元々心を持っているはずの人間である私たちの目頭を熱くさせるものでした。

(YMCA東かながわ放課後児童クラブ らーやリーダー)