2016年11月17日木曜日

保健指導のご報告

2016年10月28日(金)、幼児クラス(3~5歳児)対象に、保健師さんが保健指導に来てくれました。
始めに、みんなの手についたばい菌が身体の中に入ると、どんな悪さ(症状)をするかを教えてもらいました。図を使って分かりやすく説明してくれました。
子どもたちの身近な話題でしたので、とても集中して話を聞いていました。
くしゃみや咳の中のばい菌がどのくらい飛んでいくかや、鼻のかみ方なども教えてもらいました。
鼻は片方ずつ、やさしくかむのが正しいかみ方だそうです。

実験タイム!!『みんなの手にはどれだけばい菌がついているかな?』
①洗面器に水と魔法の薬(ばい菌に反応する薬)を入れます。
②まず、手をぬらします。その後しっかり乾かします。
③乾かした手をばい菌に反応すると色がつく薬に手を入れます。…すると?
ありゃありゃびっくり!汚れてる~。(保健指導の前に全員手を洗っていたのに。)
汚れは爪の中、手の甲、親指に残っている子が多かったです。
もう一度洗って挑戦すると?やったね!今度はピッカピカ!
子どもたちが手を洗った後、シンクの中のばい菌も見てみました。うわーこんなに真っ黒!
手を洗った後、シンクを触って遊んでいると、せっかく流したばい菌が、また手についてしまうことを学びました。

1番最後に正しい手の洗い方を教えてもらいました。
①手を濡らし石鹸をつけ、よ~く泡立てる。
②すべり洗い(手の甲を洗う)をする。
③おやま洗い(指の間を洗う)をする。
④おおかみ洗い(爪を洗う)をする。
⑤バイク洗い(親指を洗う)をする。
⑥手首を洗う。
⑦しっかり洗い流す。
⑧手のひら・手の甲をしっかり拭く。      
これでピッカピカ!ばい菌バイバ~イなるそうですよ。
看護師さんのお話をとても真剣に聞いていました。貴重な体験が出来たことに感謝いたします。
「手洗いは大切」と知っていても、それがどういうことに繋がって大切なのか知らなかった子どもたちもこの冬は風邪に負けずに元気に過ごせそうです。
(YMCA東かながわ保育園 岩間陽子)