2023年8月15日火曜日

国際理解「ベトナム」を知ろう!

8月9日に国際理解プログラムとして、横浜在住のベトナム人女性Dさんに来所していただきました。

最初にベトナムが日本よりも南にあることや、日本よりも小さくて人口も少ない国であることを確認してから、Dさんに登場していただきました。生まれて初めて聞くベトナム語と日本語での自己紹介を聞き、代表的な 食べ物フォーやバインミーや南国フルーツ、可愛い動物等の写真説明に移りました。宗教や日本の企業進出にも触れ、自分たちがよく行くお店がベトナムにもあることも学びました。民族衣装のアオザイや漆器、ゼロがたくさんついた紙幣等も、自分たちの手で触って確かめてみました。




その後はベトナム語初体験。「ザッブーイ ドゥオック ガップバン(初めて会った時の「よろしくお願いします」)」をネイティブベトナム人のように上手に発音する高学年男子にびっくりするDさん。質問コーナーでは「ベトナムはどのくらい発展しているの?」という質問に「都会では50階以上の建物がたくさんあります。でも田舎では道に牛がたくさん歩いています。」の答えに「え~!」と驚く子ども達。

そしてベトナムの遊びに挑戦。1つ目は、ベトナムのじゃんけんワントゥーシー。グーが土(石)・チョキがはさみ・パーが包み、とても日本のじゃんけんと似ています。「モッ ハイ バ」の掛け声でじゃんけん対決。2つ目は人間とヤギ役の2人の人に目隠しをして、他の人は周りを囲み人間を声で誘導してヤギを捕まえさせる遊び。ヤギを捕まえたら「やった―捕まえた」と言い、ヤギ役の人は「メェ~」と鳴きます。これにはみんな大笑い。3つ目は長く連なって、一番最後の人を鬼に捕まえられないように龍のようにうねって対抗する遊び。皆の歓声と笑い声が大きく響きました。

最後に「Dさん カムオン タンビエット(ありがとう さようなら)」と、ベトナム語で挨拶した子ども達。Dさんは「先生も子どもたちも皆さん優しくて・・・。」と感動してくれました。

多民族社会になりつつある日本で、どんな国の人とでも仲良くできる人間であることはとても重要なことだと思います。短い時間でしたが、子ども達はベトナムの文化を楽しく学んだ一日でした。                            らーやリーダー

YMCA東かながわ放課後児童クラブでは、近隣にお住いの様々な国の方から、その国や文化を学ぶ機会をも設け、同年代の遊びを経験するなどして、より身近に感じるとともに、国や文化の違いを認めていける人になれるように願っています。

                 ( YMCA東かながわ放課後児童クラブ スタッフ一同)