YMCA東かながわ放課後児童クラブ
今月12月のSDGsプログラムは、「陸」 がテーマでした。
初めに陸の上には、私たち人間の他にどんな生き物がいるかを子供たちと確認しました。
そしてその生き物たちの中で、大事な「酸素」を作り出している植物(森)に焦点を当てました。
森は、空気や水をきれいにしたり食物になったり、
水をスポンジのように貯えてくれることを話しました。
そしてその大事な森が、どれだけこの地球で減ってしまっているのかの地図を見て、
その減り具合に驚きの声が上がりました。
ではその森の木はいったい誰が使ってしまっているのか…について、
国別での1人あたりの紙や板の消費量で、日本が上位に入っている結果を知りました。
私たちは 「買う・使う・捨てる」 の時に、どんなことに注意していけばいいのかを、
インドネシア産のA4用紙・学童においてある裏紙わら半紙・お菓子の箱・中国産紙箱なしティッシュペーパー・再生紙トイレットペーパーを実際に並べて考えてみました。
裏表使った紙はゴミではないこと、「再生紙」 としてまた生まれ変わる事、
そのためには古紙の日に紙を出すことを皆で学びました。
最後に森がなくなってしまったことで、異常気象のための大雨の際、
土砂災害に見舞われたインドネシアの話をしました。
そのようなことは日本でも各地で起きていることです。
「え~!紙はまた紙になるの?」 「初耳~!」 などの子ども達のフィードバッグに、
未来の地球が緑であふれるよう願わずにはいられませんでした。
(YMCA東かながわ放課後児童クラブ らーやリーダー)