2016年2月24日水曜日

2016 PINK SHIRT DAY

YMCA東かながわ保育園/放課後児童クラブ ピンクシャツデーのご報告
 ピンクシャツデーとは…
2007年カナダの学校で、ピンクシャツを着た男の子がゲイと言われいじめられました。それを知った仲間が50枚のピンクシャツを調達し翌日みんなで学校に着て行きました。他にもピンク色のものを身に着けている仲間もいました。それをきっかけにいじめがなくなりました。現在では世界各地で毎年2月最終水曜日にピンクシャツデーの取り組みが行われています。
 横浜YMCAがピンクシャツデーの取り組みを始めて今年で2年目となりました。東かながわ保育園/放課後児童クラブでは、数日前より“ピンクシャツデー”のポスターを掲示し、今年もたくさんの子どもたちが“ピンクのもの”を身に着けて登園・登所してくれました。
ピンクシャツデーに賛同して頂ける皆様の温かい心に大変嬉しく感じています。
本当にありがとうございました。
幼児クラスでは、「なぜピンクシャツを着て過ごすのか」を子どもたちにわかりやすく丁寧に伝える時間を設け、職員もピンク色のシャツを着用して一日過ごしました。
 放課後児童クラブでは、イラストやクイズを通して、みんなで話し合いながら“いじめ”について考えました。
また、リーダー(スタッフ)がピンクシャツデーの始まりを劇を通して子どもたちに伝えました。
劇を見た後は3グループに分かれ<いじめている人の気持ち><いじめられている人の気持ち><いじめを見ている人の気持ち>を考えました。一部をご紹介します。

<いじめている人の気持ち>
・いらいらしていじめちゃった
・うらやましいからいじめちゃおう
・あしたもやろうかな

<いじめられている人の気持ち>
・かなしい
・なんできいてくれないの?
・ストレスをかんじる

<いじめを見ている人の気持ち>
・たすけたい
・たすけをよぼう なかまをよぼう
・たすけたいけどじしんないし、じぶんもいじめられたらいやだ

自分だったらどのように思うか、このように思っている人もいるのではないか、と様々な視点で考えてもらいました。一人ひとりが自分の考えを主張しており、“いじめ”について積極的に考えている様子でした。
子どもも大人も相手に対する心遣いや共感する気持ちなど、改めて考えることができました。
この思いがピンクシャツデーの取り組みを始めた方々に届くことを願っています。
保育園http://www.yokohamaymca.org/childcare/higasikanagawa.html
放課後児童クラブhttp://www.yokohamaymca.org/gakudo/gakudo-higasikanagawa.html
            (YMCA東かながわ保育園  早稲田 恵子/放課後児童クラブ  佐藤 泰乃)