2015年12月25日金曜日

きみはきみらしく

YMCA東かながわ放課後児童クラブ・クリスマス発表会のご報告

 学童では毎年、イエス様の降誕をお祝いしクリスマス発表会を行っています。

 11月後半から、発表会の準備を始めました。劇「きみはきみらしく」、合唱&合奏「もろびとこぞりて(Joy to the world)」、「ハッピークリスマス(Happy Christmas)」を発表会当日まで毎日のように練習しました。

 劇では、「大切なきみ」シリーズの「きみはきみらしく」という絵本を参考にしました。このシリーズのお話を劇にするのは3年目です。今回のお話をご紹介します。エリという木彫りの彫刻家が作った小人たちが小さな村で暮らしていました。パンチネロは村の流行を追うことに夢中になってしまいます。流行に乗って得意になっていたパンチネロでしたが、エリの「ありのままのきみが愛しいのだ」という言葉を思い出し、自分らしくいることに決めました。


 台詞が長く覚えるのが難しかったり、抑揚を着けるのに苦戦していましたが、諦めずに何度も練習をしました。ハンドベル演奏も3曲入れました。みんなの息を合わせることを心がけていました。


 合奏と合唱では、「もろびとこぞりて(Joy to the world)」は、楽器を使い楽しく、「ハッピークリスマス(Happy Christmas)」は、学童で初めてパートに分かれて歌うことに挑戦しました。最初は、お互いに音が取れず、苦労することが多くありましたが、
練習を重ねる毎にだんだんと上達していきました。2曲とも英語で歌いました。歌詞の意味を理解しながら、気持ちを込めて歌うことが出来ました。


 園長先生・リーダー・保育園の先生による歌と合奏の披露もありました。「おもしろい!」「楽器使えるのすごい!」と好評でした。


 たくさんの保育園のおともだちや保護者の皆様を前に、学童のおともだちもリーダーも緊張の面持ちでしたが、いざ発表会が始まると一生懸命演じ、楽しく歌うことができました。また、自分の役割だけでなく、おともだちのことを優しくフォローしてくれる姿をたくさんみることができました。
保護者の方から、「演技を頑張っていてかわいかったです」「子どもの新たな一面を見ることが出来ました」「家で楽しそうに練習していました」「歌を一生懸命歌っていて感動しました」等、嬉しい言葉を頂きました。これからも、子どもたち1人ひとりの力を引き出せるよう、支えていきたいと思います。

 お忙しい中、たくさんの方々にお越しいただき、ありがとうございました。これからも日頃の成長を発表する機会を持っていきます。


(YMCA東かながわ放課後児童クラブ 佐藤 泰乃)