2021年8月27日金曜日

身近なところから国際理解を深めよう

 YMCA東かながわ放課後児童クラブ

今日は2021年度1回目の国際理解の時間をもちました。

まずは世界地図を見ながら日本の位置を確かめ、

日本は海に囲まれた島国であることを確認しました

そして子どもたちの身近な状況を知るため、

親戚や友だちに外国人がいるか、自分自身が海外に行ったことがあるかの質問に、

手を挙げて答えてもらいました。

驚いたことに、本日出席の子どもたちの半数以上が海外旅行の経験があり、

行った国をすらすら上げることが出来ました。

そんなグローバルな子どもたちも、住んでいる横浜の状況はあまり知らず、

外国人をあまり見たことがない(意識したことがない)ということで、

市内の在住外国人国籍内訳の円グラフを用いて、

どこの国の人が多いのか子ども達に答えてもらい、

日本に地理的に近い国(中国・韓国・ベトナム等)の人たちが、

横浜にたくさん住んでいることを学びました。


そして最後に、その外国人の方々の困っていることの2番目(日本人の偏見・差別)を

見事子どもたちは当てることが出来ました。(ちなみに1番は仕事探しが困難だそうです)


今学童にいる子どもたちが大人になった時に、

「偏見・差別」等の言葉自体なくなっている世の中に向かって、

私たち大人が伝えるべき内容が本当に大事だと感じます。

未来にはばたく子ども達が、きっとそういう世の中を創ってくれることでしょう。


            (YMCA東かながわ放課後児童クラブ らーやリーダー)