2020年3月5日木曜日

ピンクシャツデー

ピンクシャツデーのご報告

2月26日は、横浜全体で取り組みがなされている「ピンクシャツデー」でした。
ピンクシャツデーの発端は2007年、ピンクのシャツを着て登校した少年が皆にからかわれた事でした。それを見た友人が、皆でピンクのシャツを着る様に働きかけ、沢山の賛同を得て、学校がピンクに染まり、いじめが無くなったそうです。
 私の体験でも、ピンクのシャツを着て来た男の子がいじられる場面を見たことがあります。でもその子は「似合うでしょ?オシャレじゃん。」と言い放ちました。
その言葉を聞いた時に自分がいかに狭い了見で物事を見ていたかという事を思い知らされたのでした。
 東かながわ保育園では毎年2月になると、ピンクシャツデーとは何か、というお話をして、
ピンクのシャツをみんなで着ています。ですが、ピンクのシャツを着るのはやはり女の子が多いです。「男の子がピンクの可愛いシャツ着てたらどうする?」と聞くと、少し考えてから「かわいいねって言う!」とか、「素敵だね。って言う!」と答えてくれた子どもたちです。一人ひとりが、相手を傷つけない様な言い方を一生懸命考えているのが伝わりました。
ピンクの服を着なくても、1人ひとりの意思を尊重できる人になって貰えたらと願います。
今年も、ピンクシャツデーに協力していただいた全ての方に、感謝をいたします。
 
東かながわ保育園  野中