YMCA東かながわ放課後児童クラブ・福祉プログラムのご報告
横浜YMCAでは10月18日にインターナショナルチャリティーラン(参加費により集められた寄付金で全国の障がいのある子どもたちにキャンプに参加する機会を提供するイベント)が行われます。YMCA東かながわ放課後児童クラブからも1チーム6名のお友だちが参加します。毎日5分間走をして、本番に備えています。
チャリティーランの趣旨を知ってもらうために、障がいについて体験を通して学ぶ機会をもちました。2人組になり、2つの体験をしました。
アイマスクと白杖を使い、階段を昇り降りしたり、靴を履いて歩きました。普段歩きなれている場所なので、大体どの辺を歩いているか分かるようでした。やはり階段は怖かったようで、慎重に進んでいました。補助をするお友だちも真剣な表情で、体験している子を見守っており、頼もしい姿でした。
おやつもアイマスクをして食べました。「苦手なものだったらいやだな」と不安そうにしていましたが、触っただけで「わかった!」と答えているお友だちもいました。
重りやパットを身に付け、歩いたり走ったりしました。階段を登って5歩もしないうちに「つかれた」と言うお友だちや、走ろうと駆け出すものの「あれ?はしれない!」と言うお友だち。いつものように体が動かず、重り等を外した後は「かるい」と驚いていました。
最後に振り返りシートに感想を書いてもらいました。
“こまっている人がいたら、たすけたい”
“障がいがある人の気もちがわかった”
“となりにお友だちがいてくれて安心した”等、それぞれたくさんのことを感じたようでした。
いよいよ週末はチャリティーランです。選手として走るお友だちも、応援に駆けつけるお友だちも、何のためのイベントであるかをしっかり理解して参加してくれたらと思います。
(YMCA東かながわ放課後児童クラブ 佐藤 泰乃)
http://www.yokohamaymca.org/gakudo/gakudo-higasikanagawa.html