2015年9月10日木曜日

想定外を想定できる訓練を・・・

YMCA東かながわ保育園・引渡し訓練のご報告
 YMCA東かながわ保育園では、大規模な災害時を想定した引渡し訓練を行いました。

 午前中には、津波を想定した訓練を行い保育園に隣接されたマンションの7階まで避難しました。乳児クラスは、保育者がおんぶ・抱っこをしてスムーズに登り、幼児クラスは自らの足で懸命に登りきりました。
 7月にも実施した訓練を活かして、よりスムーズに避難することと、周りの状況を保育士間で声を掛け合う事を意識した訓練を行うことができました。
 いつもの給食と違いこの日は、非常食を体験しました。災害が起きた時には、普段と違う料理になるんだよと子どもたちと共に学び、食の大切さを話し合う時間となりました。

 午睡中、避難勧告指示が出て引き渡し訓練スタートです。目的地は、昨年同様、保育園から少し離れた小学校でした。暑い中ではありましたが、子どもたちと一緒に休憩を取りいれながら無事に目的地に到着しました。そして保護者の方の協力もあり、小学校での引き渡し訓練を終えることが出来ました。
 こうした訓練を繰り返すことで”もしも”に備え「想定外だった」ではなく様々な状況を想定して避難が出来るようにしていこうと思います。
 沢山のご協力ありがとうございました。
(YMCA東かながわ保育園  青木隆浩)