2017年2月22日水曜日

PINK SHIRT DAY 2017~いじめについて考えよう

YMCA東かながわ保育園放課後児童クラブ ピンクシャツデー報告

2007年カナダ、ピンクのシャツを着て登校した少年が、そのことでいじめられました。それを見た2人の生徒が50枚のピンクのシャツを友人・知人に配り、翌日登校しました。
学校では呼びかけに賛同した多くの生徒がピンクのシャツを着て登校。
学校中がピンク色に染まり、いじめが自然となくなったそうです。
そのエピソードがSNS等で世界中に広がり、今では70カ国以上でいじめに対する活動が行なわれています。
カナダで最初にこの出来事があった日が、2月の第4水曜日だったため、以降、毎年2月の第4水曜日にピンクシャツデーとして、世界的にいじめについて考えていく日となりました。

そこで、東かながわ保育園、放課後児童クラブでは、今年も子どもたちといじめについて考えていきました。


子どもたちには、いじめの問題について考えるのは、家庭、学校や保育園、学童などにいる子どもたちや大人だけでなく、多くの人たちが考えて、向き合っていることを知ってもらうために、Jリーグチームセレッソ大阪の選手たちのメッセージを紹介していきました。


その後、グループに分かれて、「自分がほかの人にしてもらってうれしいこと」について、話し合い、発表してもらいました。
その中には、「ありがとうと言ってもらえること」、「困っているときにたすけてもらえること」、「ほめられたとき」、「だいじょうぶと言われたとき」などたくさんのしてもらえるとうれしいことが挙がりました。


まとめとして、一人ひとりがいじめについてのメッセージをカードに書き、ポスターにまとめました。
その内容は、「いじめはおそろしい」、「いじめはんたい」、「いじめをなくそう」など感じたことをありのままに書いてくれました。


ピンクシャツデーは、いじめについて考えるきっかけの一つです。
この一日で終わりではなく、これから成長していく中で、他者を思い、ほかの人がされて嫌な気持ちになることをするのではなく、されてうれしいと思えることをし合える人に成長してくれることを願っています。




YMCA東かながわ保育園放課後児童クラブ  中村 夏美・神田橋 慧一