2016年3月12日土曜日

ダブルダッチに挑戦

YMCA東かながわ放課後児童クラブ・キッズコーディネーションのご報告

 3月2日にキッズ・コーディネーションで大縄を行いました。キッズ・コーディネーションとは、さまざまな状況を目や耳など五感で察知し、脳で判断し、具体的に筋肉を動かす過程をスムーズに行う能力を高めていくことを目的としたトレーニングです。最近、学童では大縄やダブルダッチが流行っているため、健康教育のリーダー(指導員)にお願いをしてこのプログラムを実施してもらいました。

 まずは、みんなで元気に準備体操をします。体を伸ばしたり、ジャンプしたり、目をつぶって片足立ちをしたり、やる気に満ち溢れています。



 準備体操が終わってもいきなり、大縄にはうつりません。最初は、縄を地面においてジャンプして跳び越えることからスタートです。次はその縄が上下に動いたり、左右に揺らされたり、回されたり、段々と難易度が増していきます。


 跳ぶ感覚を掴んだら、2人一緒に回っている縄に入り、向かい合ってじゃんけんもしました。
じゃんけんに勝つと縄を抜け、負けると次の対戦相手が縄に入ってくるまで跳び続けなければならず、みんなヘトヘトになっていました。体も温まり、着ていたジャンパーをどんどん脱いでいくお友だちも多く、中には汗をかいているお友達も。


 大縄に慣れてきたら、通常とは反対に回る縄に入る練習です。この縄に入る練習を通して、ダブルダッチのタイミングを掴みます。すくい上げられるように縄が自分の方に向かってくるため、「こわいよ~」と尻込みしてしまうお友だちもいましたが、練習を続けるうちに跳べるようになっていきました。

 そして、いよいよダブルダッチに挑戦です!リーダーに声で入るタイミングを教えてもらいながら、縄に跳び込んでいきます。引っかかってしまっても「もう一回!」と諦めずに何度もチャレンジする姿が多く見られました。


 プログラムを始める前は、「大縄はあまり得意じゃない」と言っていたお友だちも、終わった時には「跳び方がわかったから、もっと練習したい!」や「ダブルダッチ初めて跳べて嬉しかった!」と言っていました。
 今後もプログラムを通して、好きなことや得意なことを増やしてもらいたいなと考えています。

(YMCA東かながわ放課後児童クラブ 湯川 千愛)