2015年2月27日金曜日

『Pink Shirt Day 2015』



横浜YMCA全体の取り組みとして、『Pink Shirt Day』といういじめ撲滅運動を2月25日に行いました。2007年カナダで、ピンクのシャツを着て登校した少年がいじめられました。それを見た2人の学生が50枚のピンクシャツを友人に配り登校します。学校中がピンク色に染まり、自然といじめがなくなったそうです。このお話から『Pink Shirt Day』という運動が広まりました。
東かながわ保育園・放課後児童クラブでは、子ども達や保護者の方々が毎日通る出入り口付近に大きなポスターを掲示し、全体へ呼びかけを行いました。
当日は職員一同がPink Shirtを着用した事で、自然と子ども達の口から「なんでみんな一緒なの?」と質問が聞こえてきたり、興味を示している姿が窺えました。幼児クラスでは、幼児礼拝で園長先生からPink Shirt Dayについてお話があり真剣に聞くことが出来ました。学童では“いじめについて考えよう”という時間を設けました。3グループにわかれ、いじめる人・いじめられる人・それを見ている人の気持ちを考え、自分だったらどうするかについても話し合いました。自分もいじめられたらどうしよう、助けたい、かなしい、謝りたい、友だちや大人に相談する、自分の気持ちを伝える等、たくさんの考えが出ました。

Pink Shirt Day』を通して、私たち職員が日々の保育の中で思いやりの大切さを子どもたちに伝えること、子どもたちの気持ちをくみ取りSOSに気付くことの重要性を改めて考えさせられました。大人も子どもも改めていじめについて考えるよい機会となりました。


       YMCA東かながわ保育園 早稲田恵子・放課後児童クラブ 佐藤 泰乃

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