YMCA東かながわ放課後児童クラブ
8月は様々なプログラムで平和を学ぶ月。
8月18日(木) 東かながわ放課後児童クラブから13人の子どもたちが、
桜木町県民共済みらいホールへ人形劇を見に行きました。
シュレミールという白猫と、AIが組み込まれた最新の潜水艦の友情物語。
「故障してしまった」とされる潜水艦は、実は「心」が生まれていて自らの意思で考え行動する潜水艦になっていたのでした。
一つの火山島をめぐり人間たちが戦争を行っている中、
「心」を持った潜水艦は自らの命を懸けて火山島を破壊することにより、戦争をやめさせようとします。人間、猫、潜水艦、海の生き物等、様々な形態の人形の登場に歓声や笑いが起こる中、
物語はどんどん進み白猫と潜水艦の友情は深まっていくのでした。
挿入歌をすぐに覚えて小さな声で歌ったり、
休憩時間にプログラムを見てまだ出てきていないキャラクターを探したり、
子どもたちは思い思いに人形劇を楽しんだようでした。
港の桟橋で白猫が「俺はいつもここにいるぜ」と言ったセリフとともに
終わった人形劇に対し、「結局潜水艦はどうなったの?」と言ってくる低学年の子ども達。
「死んだんだろ・・・」という高学年の子。
愚かな人間たちの戦争を止めるために亡くなった潜水艦と、
白猫がそれを分かっていても潜水艦に語りかけているラストシーンは、
元々心を持っているはずの人間である私たちの目頭を熱くさせるものでした。
(YMCA東かながわ放課後児童クラブ らーやリーダー)