2015年5月22日金曜日

初夏のお楽しみ会報告

 5月22日藤沢市にある湘南台バプテスト教会の「シオン人形劇団」による人形劇鑑賞が幼児クラスと学童クラスを対象に行われました。「初夏のお楽しみ会」としてたのしい催しができればとお願いをしました。題名は「ロバくんとなかまたち」です。ロバくんときつねくんは、みんなが大切に育てている畑のぶどうを食べてしまいます。きつねくんは「知らんフリをしていればいいさ!」とロバくんに誰にも言わないようにすすめます。ロバくんは悪いことをしてしまい、居ても立ってもいられません。きつねくんは山へ逃げて行ってしまいます。仲間たちに申し訳ない気持ちでいっぱいのロバくんはどうしてよいのか分かりません。しかし、意を決して友だちの前で謝ることにしました。牛さん、ねこさん、うさぎさん、かえるさん、鳥さん、そして羊の牧師先生たちは、ロバくんを温かく迎えます。そしてロバくんを赦します。この物語は、聖書のコロサイの信徒への手紙の「赦し合いなさい。主があなたがたを赦してくださったように、あなたがたも同じようにしなさい。」を元に作られています。悪いことをしてしまったら謝る、そして謝られた人は、赦してあげることが大事ということを伝えています。園児や学童のみんなは、眼を丸くして一生懸命見ていました。人形劇が終わると、幼児クラス、学童クラスのお友だちはそれぞれ、この日のために練習してきた歌を劇団の人たちへ感謝の意をこめて歌いました。あとで、「面白かった!!」「きつねさんはどうなったんだろう!?」などの感想がありました。実は山に逃げてしまったきつねさんの続きのお話もあるとのことでした。是非機会がありましたらまたお願いしたいと思います。豊かな時が与えられましたことをシオン人形劇団の皆さんに感謝いたします。


       (YMCA東かながわ保育園・放課後児童クラブ 安室謙一)