2018年3月6日火曜日

PINK SHIRT DAY いじめのない世界を目指そう

~ピンクシャツデーのご報告~

2007年カナダ、ピンクのシャツを着て登校した少年が、そのことでいじめられました。
それを見た2人の生徒が50枚のピンクのシャツを友人・知人に配り、翌日登校しました。
学校では、呼びかけに賛同した多くの生徒がピンクのシャツを着て登校。
学校中がピンク色に染まり、いじめが自然となくなったそうです。
そのエピソードがSNS等で世界中に広がり、今では70ヵ国以上でいじめに対する活動が行なわれています。
カナダで最初にこの出来事があった日が、2月の第4水曜日だったため、以降、毎年2月の第4水曜日にピンクシャツデーとして、世界的にいじめについて考えていく日となりました。

東かながわ保育園では、今年も子どもたちといじめについて考えていきました。
今年は、ピンクの画用紙をTシャツ型に切り、そこに子どもたちが思い思いの表現やメッセージを記していきました。

乳児クラス:「いじめ」という小さな子どもたちには難しいテーマでしたが、「ピンクを男の子が着たっておかしくないよね、みんなで素敵なピンクのシャツを作ろう!」とクラスの先生と話し、可愛らしいTシャツを作ってくれました。

幼児クラス:「ピンクシャツデー」についての紙芝居を読み、「いじめ」というテーマについて子どもたちと話し合っていきました。今回、東かながわ保育園では「自分が言われたら嬉しい言葉」を考えてTシャツ型の画用紙に書いたり、先生に伝えたり、とそれぞれに表現をしていってくれました。


年齢は様々ですが、子どもたちがピンクシャツデーについてそれぞれに感じ、考えて表現をしてくれたことを嬉しく思います。
この日をきっかけに普段の生活の中でも言われて嬉しい言葉を考えてみたり、友達を想う気持ちを大切にしていって欲しいと思います。


                   YMCA東かながわ保育園 浜崎 美沙子