2025年2月1日土曜日

富士山ただいま!!

 YMCA東かながわ保育園 ぞう組 冬キャンプのご報告

2月12日~14日でぞう組がキャンプに行ってきました。

まずは東山荘で自然遊び。おさるりーだーの説明に笑顔があふれ、冬の自然を堪能しました。


落ち葉の上をザクザク歩きながらこびと探しに夢中のみんな。高い木の上にこびとを見つけると、「みつけた~!!」の声が森中に響いていました。

自然遊びをしながら、八景保育園マナ保育園のお友だちとのやりとりが見られ、次に行ったメガすごろくではすっかり打ち解けて、チーム戦を楽しんでいたのでした。

さて、いよいよ富士山YMCAへ!!夏以来の富士山の様変わりした景色に、到着した子どもたちは大興奮!すぐさま敷地内を縦横無尽に遊び尽くしていました。



アイスクリーム作りでは、材料の入ったボールを坂道でコロコロ転がして作ります。

あまりにも転がしすぎて、少しカチコチになったアイスでしたが、寒い場所で食べるアイスは格別。何度もおかわりしていましたよ。



2日目は野外料理に挑戦!火起こしから始まり、具材をちぎったり、薪になる枝を運んだりとたくさんの役割の中から、それぞれに好きなことを選んでいました。もちろん自由に遊んでいる子も!



そして出来上がったお鍋やカレーうどんを食べると富士山の寒さに凍えた体もぽかぽかと暖まり、子どもたちの顔は大満足でした。

東かながわ保育園の子どもたちの食欲に他園の保育者も驚いていたほど、主食のあとの焼きマシュマロの列はずっと途絶えませんでした。


午後からは3園の交流を兼ねて、ポイントハイクを行いました。グループができると自己紹介をしあい、協力しながらポイントを回ります。

富士山の敷地内を広く使って、様々なポイントを回る間にますます絆は深まり、終わるころには緊張も解けて、すっかり仲良くなっていました。

キャンプファイヤーでは垣根なく八景保育園の子もマナ保育園の子もそして、東かながわ保育園の子も歌やダンス、ゲームを楽しみ、みんな一緒の思い出作りができたのでした。


違う保育園の子どもたちがこのように交流を深められたことは、きっと4月から新しい場所で過ごすぞう組にとって、良い経験となったことでしょう。

3日目、最後の日は富士山YMCAに隣接している『まかいの牧場』に行きました。

まかいの牧場は様々なアスレチックやフォトスポット、動物との触れ合いが大人気の施設です。

高台から眺める景色は壮大で子どもたちは大はしゃぎ。

アスレチックでは「こわい~」と言いながらも高い遊具やゆらゆら揺れる遊具に挑戦していました。絶景フォトスポットでポーズを決めたり、芝の坂道を転がったりと笑顔が絶えませんでした。



牛の乳しぼり体験では恐る恐る乳を握って絞る子もいれば、最初から「かわいい~」と嬉しそうに牛に近づく子など、いろんな姿が見られました。

次の動物のエサやりでは乳しぼりを経てもう慣れたもの。積極的にエサをあげて、あっという間になくなってしまうほどでした。ひつじの毛は暖かくふわふわとその感触にうっとりしていましたよ。



名残惜しく富士山を後にしてバスに乗り、あとは保育園に向かうのみ。

途中で飲んだまかいの牧場の牛乳は、きっと忘れられない味になったのではないでしょうか。

いつかこのキャンプを振り返った時に、楽しかったこと、みんなの笑顔を思い出してほしいなと思います。

                       YMCA東かながわ保育園  川口