7月12日(金)にSDGsプログラムとして『貧困をなくそう』をテーマに『貧困』がもたらす影響について考えました。
まず初めにリーダーが『貧困』の説明と、世界の貧困の現状をお話ししました。その中で、学校に通えない子どもがいることを学びました。
学校に通えず、読み書きができないとどんなことが起こるのでしょうか。お母さんが高熱を出して薬を買いに行ったときを想定し、どの薬を選ぶか考えました。
ネパールやインドで使われているデバナガリ文字を使って、
A: 「毒(ネズミ用)」、B: 「栄養」、C: 「熱冷まし」と書かれています。
正解を読み上げると、「毒を選ぼうとしてたー!」と驚いた様子でした。文字が読めないと瓶の色や文字の色でしか判断することができないことを学びました。
次に、貧困になる理由を考えました。
学校に通えない子どもは、読み書きができず、大人になった時に給料が少ない仕事しかできません。その結果、ご飯が買えずに病気になりやすかったり、子どもが親の手伝いをしなければならないことを学びました。
最後に、貧困から抜け出すためには、どんな助けが必要か考えました。
「募金する」「貧困の人のところへ行って文字を教える」などの意見が出ました。世界に目を向けたときに、自分に何ができるか考えて、意見を持てる人になれるといいですね。今後もYMCA東かながわ放課後児童では、SDGsプログラムを行っていく予定です。
(YMCA東かながわ放課後児童クラブ 渡邉)