2018年8月20日月曜日

73年の時を経て…

YMCA東かながわ放課後児童クラブ
~夏休みプログラム「平和学習をしよう!」報告~
平成30年8月15日で日本は終戦73年を迎えました。YMCA東かながわ放課後児童クラブでは平和学習プログラムであーすぷらざに行きました。
「ちょうど73年前の今日、戦争が終わったんだよ。」と説明を聞いても「ふーん・・・。」という反応。日本の子どもたちにとって戦争はなじみがないものです。
語り部さんのお話を聞いたり、当時の映像、写真、洋服を見て子どもたちの表情はどんどん変わっていきました。








お話を聞いたり、展示を見た後、語り部さんへの質問タイムがありました。
「戦争はだれからはじめたの?」「どうして戦争になったの?」「防空壕で何をするの?どうやって作るの?」
真剣なまなざしで素朴な疑問をあげる子どもたち。語り部さんはそんな子どもたちの質問に丁寧に答えてくださいました。
「戦争が終わった時、子どもの私は勝ち負けなんてどうでもよかった。戦争が終わったこどが天にものぼるほど嬉しかったんだよ。」とおっしゃっていました。「戦争がもう二度と起こらないように、けんかをしないことが大切だね…。」語り部さんの言葉を一つひとつ、受け止めている子どもたちが印象的でした。
平和学習後にお昼を済ませ、午後は国際理解展示室に行きました。
色々な国の民族衣装や楽器に子どもたちは大喜びでした!!
子どももリーダーも民族衣装を着て大盛り上がり!!
モンゴル!
中国!
あーすぷらざにて、語り部さんのお話を聞くことができ、戦後に生まれた子どもたち、リーダーたちにとっては貴重な学びの機会となりました。73年経った今でも、日本人として戦争のことを忘れずに、いつまでも「平和」に目をむけられる、そんな心をもっていたいです。
少し難しい話だったかもしれませんが、これからも子どもたちと「平和」について向き合う時間を作っていきたいと思います。そして、子どもたちには「広い世界を知り、日本を知る。」いろいろな世界を感じてほしいと思います。
YMCA東かながわ放課後児童クラブ 荒谷 真梨