2015年11月30日月曜日

収穫に感謝しよう

YMCA東かながわ放課後児童クラブ・収穫感謝祭のご報告

 11月18日・25日に収穫感謝祭(豊かな実りを喜び、神様に感謝する、収穫を隣人と分かち合う)プログラムを行いました。


 3、4年生のお友だちに収穫感謝祭や食べ物の大切さについての紙芝居を読んでもらいました。神様の恵み、収穫に携わっている方や調理してくれる方の想い等、みんなで感謝をする時間となりました。

 
 







 収穫感謝のクッキングとして、【ポトフ】を作りました。野菜をみんなで買いに行き、にんじん班・じゃがいも班・玉ねぎ班・キャベツとブロッコリーとウィンナー班に分かれて、野菜をたくさん切りました。包丁の扱い方に慣れてきたお友だちが多く、任せられることも増えています。




 煮込んでいる間に、『いのちをいただく』という本を朗読しました。食肉センターで牛を解くお仕事をしているご家族のお話です。命の重さ・働くことの尊さを考えることのできる絵本です。このお話は2年前にも読みましたが、心に残っていたのか「このお話知ってる!」と、集中して聞いてくれました。「食べ物を食べるということは、自然の恵みや動物の命、働いている人の時間や想いをいただいているんだよ」と子どもたちに伝えると、「(食べ物を)のこさないようにする!」という応えがたくさん返ってきました。

 ポトフは、みんなが一生懸命クッキングに取り組んだ甲斐もあり美味しくできました。たくさん野菜を切ったので、おかわりもできました。野菜が苦手なお友だちも完食!

 

 これからも感謝の気持ちを忘れずに。神様の恵みにより、子どもたちが健やかに育ちますように。


http://www.yokohamaymca.org/gakudo/gakudo-higasikanagawa.html

                          (YMCA東かながわ放課後児童クラブ 佐藤 泰乃)

2015年11月28日土曜日

第一アドベント礼拝のご報告

11月27日(金)に第一アドベント礼拝を行いました。
4本のろうそくが立てられたアドベントリースが飾られ、
今回は希望という意味がある一本目のろうそくに火が点けられました。
そしてアドベント礼拝ごとに一本ずつ火を灯し、
クリスマス会の日にはすべてのろうそくに火が灯ります。
 アドベントとは”到来”という意味で
イエス・キリストが生まれたクリスマスの到来を心待ちにする時期です。
礼拝が始まると子どもたちは静かに一本目のロウソクに火が灯るのをじっと見つめていました。
礼拝ごとにクリスマスにまつわる話を子どもたちに話をしています。
今回は、一番初めにイエスが生まれたことを天使から知らされた羊飼いのお話を劇で伝えました。

その内容は、
夜通し羊の群れを世話する心優しい羊飼いの下に、神の使いの天使があらわれ
「今夜あなた方の為に救い主がお生まれになりました。」
「世界の人々を幸せにする神様の御子ですよ」
と伝えました。
不思議に思いながらもそれを確かめるためベツレヘムにある馬小屋へ向かい、そこで飼い葉桶に眠るイエス・キリストに出会いました。

保育士の先生たちによる劇を子どもたちは一生懸命見てくれました。
その後、ひつじに関するクイズも行いました。写真を見せてひつじさんはどれかな・・・・?
そして、礼拝の最後にクリスマスツリーの点灯式を行いました。
灯がついたツリーを見て「うわぁ~」「きれいだねー」と
子どもたちみんな感嘆の声を上げていました。
まだ電飾でしか飾られていないツリーですが
これから子どもたちの作品で色鮮やかに飾られていくことでしょう。

最後に幼児クラス、乳児クラスそれぞれでアドベントカレンダーを作ったものを確認して
子どもたちは日々、クリスマスを楽しみに待ちます。

(東かながわ保育園 青木 隆浩)

2015年11月24日火曜日

親子でクリスマス飾りを作ろう!

YMCA東かながわ保育園・放課後児童クラブ 地域子育て支援活動のご報告

あと一週間もすれば早いもので12月。保育園・学童ではクリスマスに向けて準備を進めています。

 11月21日(土)に、講師として卒園児保護者である北川さんをお招きし、“親子でクリスマス飾りを作ろう!”というワークショップを行いました。今年で4回目となります。10組の親子が参加してくれました。

大人は松ぼっくり・木の葉・羽・リボン等を使い、リースに飾りつけをしました。
「毎年4年前に作ったリースを飾っています。そろそろ新しいのが欲しくて参加しました」と大切に使ってくださっている方もいました。
皆さん、集中して手先を動かしていました。同じ材料を使用しているにも関わらず、1人ひとりのこだわりが現れた作品となりました。

子どもたちはいつもと違う環境やメンバーの中だったためか、初めはちょこんといすに座り緊張気味でしたが、数分後には打ち解けて柔らかい表情になっていました。
子どもたちは樹脂粘土でキーホルダーを作りました。手のひらでコロコロ転がして丸くしたり、型に入れて固めたり。1時間飽きずに何個も作っていました。お母さんの誕生日プレゼントとして作っているお友だちもいました。また、妹に作ってあげるという優しいお兄ちゃんも!

大人も子どもも作りながら会話が弾みました。

今回のワークショップを通して、クリスマスの準備を楽しく行うと同時に、新たな出会いや交流の時間となりました。

講師として当日まで準備してくださった北川さんをはじめ、参加してくださった親子の皆さまに感謝いたします。素敵なクリスマスとなりますように。

(YMCA東かながわ放課後児童クラブ 佐藤 泰乃)

平和を願うメッセージ


平和月間『平和の鳩』活動のご報告

11月に入り、各家庭に平和の鳩の案内を配布しました。それに加えて幼児クラス(3,4,5歳児クラス)にも、担任の先生にクラス活動の中で平和について考えながら鳩の作成をしてもらうようにお願いをしました。家庭と保育園とで向き合う時間を持つことが出来たかと思っています。

子どもたちの平和を願うメッセージや色使いが個性あふれ、それぞれの持ち味が、色とりどりに表現されていました。

配布した鳩の絵を切り取ってくれた子、きっと、その絵を見ながらなのでしょう、自分で一から描いた鳩の絵を持ってきてくれた子もいました。

5歳児クラスのお友達は、担任の先生と8月の平和月間に戦争について、平和について考えた事、イメージした事を振り返る時を持ちながら、平和について考え鳩に想いを記してくれました。平和というと難しいかなということで、鳩には、自分が言われて嬉しい事を考えて書くようにしてみたところ、『みんなだいすき』『みんなともだち』『みんないつもありがとう』と描かれていました。あったかい、嬉しい気持ちになることばかりですね。

3歳児クラスの子どもたちは担任の先生に『平和って何だろう?』と質問されても、戸惑って言葉にして表現したりするのはまだまだ難しい様でした。そこで、きれいな色、楽しい色の鳩を作って、見た人が楽しい気持ちになる鳩を作ろうと提案し、鳩作りがスタートしたそうです。

今、保育園の階段や、玄関ホールには子どもたちが平和を想って色を付けた、言葉を書いた鳩たちが羽ばたいています。

今、世界ではテロで無差別にたくさんの人々が殺されたり、いつ、どこで、だれが、何を考えているのか分からず、怖いと思える事も多いです。便利と思っていた物が悪用されたり、いたずら心から大きな事故を招き、悲しい想いをする人々も絶えません。

日々の保育の仕事をする中で、一番重要なことは、『人を人として大切にする』ことだと感じています。自分を大切にする。相手を大切にする。大切にされた人は大切にすることを知っています。命を大切にすることを隣の人へ、次の世代へとつなげていける保育を目指していきたいです。みんなの気持ちが込められた鳩が、世界中に羽ばたき想いが繋っていきますように……。


(YMCA東かながわ保育園 菊池 智子)



2015年11月20日金曜日

世界を身近に -国際地域協力募金-

YMCA東かながわ保育園・放課後児童クラブ 国際地域協力募金のご報告

11月16日(月)に保育園年長と学童のお友だちで、国際地域協力街頭募金を行いました。

保育園や学童では、横浜YMCA平和月間の中で、平和についての絵本を読んだり、平和の鳩(平和のメッセージを他国のお友だちと交換します)の取り組みを行っています。何のための募金活動かを問いかけてみると、「せかいでこまっているひとのため!」と理解してくれているお友だちが多くいました。横浜YMCAが支援をしているタイのパヤオセンター(人身売買や虐待等の問題で保護が必要な子どもたちが共同生活をしている)のお話をすると、「パヤオクラフト(パヤオセンターの子どもたちが作るクラフト)もってるー」と嬉しそうに答えてくれるお友だちもいました。

街頭募金当日は、年長さんと学童のお友だちで手を繋ぎ、東神奈川駅まで20分かけて向かいました。

「えいえいおー!」気合いを入れて、街頭募金スタートです。

通りかかる方々から「元気な声が聞こえてきたよ」「頑張ってね」と応援していただき、子どもたちも嬉しそうでした。
30分の募金活動により、11,209円もの募金が集まりました。たくさんのご協力に感謝いたします。
初めてで楽しみにしていた年長さん、年長さんの見本となり頑張ってくれた学童さん、お疲れ様でした。
たくさんの方々に想いが伝わりますように。

(YMCA東かながわ放課後児童クラブ 佐藤 泰乃)

2015年11月17日火曜日

収穫感謝祭

11/17(火)に収穫感謝祭の時を持つことが出来ました。礼拝で歌われた讃美歌『はたけにおやさい』の歌詞にもあるように、畑にお野菜、田にお米、木には果物、と身の回りのたくさんの恵みを改めて感じる機会となりました。


礼拝を守った後、鮭の解体ショーを行いました。実際に職員が鮭を捌く様子を見ながら、普段食べている魚はどのようにみんなの元へ行くのか知る事が出来ました。思わず目を伏せてしまう子、じっと見つめる子、反応はそれぞれでした。「こうなってるのかあ。」とまじまじと呟く子もおり、大きい一匹の鮭がいつも食べている給食の切り身の姿になる様子を見る事が出来て、とても貴重な機会となりました。ここで捌いた鮭が本日の給食の石狩鍋にも出てきて、皆興味津々に美味しく頂く事が出来ました。


その後は、お米でおにぎりを作ったり、さまざまな野菜と触れ合う時間を持てたりと、食材に親しむプログラムを多く行いました。おにぎり作りでは、エプロンやお弁当箱を持参し、楽しそうにクッキングをしていました。小さな手で一生懸命握る様子がとても可愛らしかったです。野菜の触れ合いでは、これは何だろうと慎重に触れてみたり、大きな野菜を一生懸命持ち上げてみたり、知っている野菜の名前を楽しそうに言ってみたりと、皆興味津々に触れることが出来ました。0~2歳児の子どもたちも食材に触れることが出来たので、素敵な経験になりました。




収穫感謝祭を通して、食材にさらに親しみを持つことが出来たと思います。これからもひとつひとつの食材に「ありがとう」の気持ちを持ちながら「いただきます」をし、たくさん食べて健やかにおおきくなっていってほしいと願っております。身の回りの多くの恵みに感謝する時が持てたことに感謝致します。

YMCA東かながわ保育園 仁藤優乃

大倉保育園の子どもたちと共に~富士山YMCAキャンプ~

11/11(水)~11/13(金)の二泊三日にかけて、今年度もいわき市の大倉保育園の5歳児クラスの子どもたちを招き、富士山YMCAにてキャンプを行いました。東日本大震災支援の一環として、福島県いわき市の保育園を招いて今年で4回目となるキャンプですが、互いの保育園のこと、住んでいる町のことなど、様々な情報交換も出来て、良い交流の機会を持つことが出来ています。

1日目、富士山YMCAに大倉保育園のバスが到着した途端に「こんにちは、よろしくお願いします!」と子どもたちの元気な声が聞こえてきました。開村式ではそんな元気な子どもたちと一緒に『ね』の歌を歌い、キャンプの明るい幕開けとなりました。

1日目は富士山YMCA内を自由に散策したり、駆け回ったり、敷地内で元気いっぱいに遊びました。見つけたお花や葉っぱを押し花のようにカードにして渡すと、とても喜んでくれた子どもたちです。夜にはキャンドルナイトを行いました。富士山YMCAのリーダーと共に、キャンドルの灯を囲みながらゲームや遊び歌を楽しみました。



2日目は西臼塚ハイキングへ出発。気温の低い中でしたが、最後まで歩き続けることが出来ました。途中、広場でたくさんの自然に触れて遊ぶことも出来ました。木に登ったり、落ち葉でお面を作ったり、天然の木のトンネルをくぐってみたりと、キラキラした目で夢中になって遊ぶ子どもたちの姿がとても印象的です。富士山YMCAに帰ってきてから飲んだおやつのホットココアも大好評でした。2日目の夜はナイトハイクへも出かけ、満天の星空を眺めることが出来ました。





3日目もまかいの牧場へ出かけ、たくさんの思い出が出来たことと思います。閉村式では3日間の思い出を振り返り、また遊びに来てね、とお約束をしてお別れしました。


富士山キャンプを毎年楽しみにしてくださっている、と大倉保育園の先生方はおっしゃっていました。私達も毎年大倉保育園の子どもたちに会えるのを楽しみに、この季節を迎えております。これからも富士山の大自然の中で遊べるキャンプを通して交流していき、いわき市の子どもたちの笑顔に繋がっていけたら、と願っております。
YMCA東かながわ保育園 仁藤優乃

2015年11月16日月曜日

11月16日(月) はなみずきの会から絵本をいただきました。

ことりぐみの子どもたちの大好きな『だるまさん』の絵本を、
「はなみずきの会」(ボランティア団体)の方々に希望を出しました。
そして、はなみずきの会の長島さんがこの日、絵本を持って届けに来て下さいました。

りす組(2歳児クラス)、うさぎ組(1歳児クラス)、ことり組(0歳歳児クラス)、
こぐま組(一時保育)の子どもたちがフリースペースに集合して、
YMCA東かながわ保育園の代表として、絵本を受け取る機会を持ちました。

長島さんに『だるまさんが』をひとつ読んでいただきました。
大人気の絵本なので子どもたちから笑い声がこぼれました。
長島さんもなんだかとても楽しそうでいらっしゃいました。

長島さんが来たとき、絵本をいただいた後、子どもたちは大きな声で、そして良いお顔で『おはようございます』『ありがとうございました』を伝える事ができまた。

年に一度、もう10年もこのYMCA東かながわ保育園の子どもたちに絵本を届けてくださっています。 とてもありがたい交流です。 

はなみずきの会の皆様、そして今回届けに来てくださった、長島様に、感謝申し上げます。

今回いただいた絵本を紹介いたします。
●だるまさんシリーズ  ブロンズ新社      かがくいひろし/さく
●ねずみのいもほり   ひさかたチャイルド   山下明生/
                        いわむらかずお/
●ちいさいおうち    岩波書店        バージニア・リー・バートン/文・絵
                        石井桃子/

絵本が大好きな子どもたちです。みんなで読んでもらうことも、お膝に抱っこでゆったり読んでもらう時間も、自分でめくってかわいい絵を見つめたり、読み進めたり、、、大切にしていきたいと思います。

YMCA東かながわ保育園  菊池智子



2015年11月13日金曜日

11月10日 平和の取り組みご報告


11月10日 平和の取り組みご報告

絵本
ピース・ブック The Peace Book   童心社
ドット・パール 作
堀尾 輝久   訳
という絵本を3~5歳児クラスの子どもたちに読む機会をいただきました。

絵本を読む前に、子どもたちにとっての平和とは何か質問してみると4,5歳児クラスの子どもたちから自分の思う平和を話してくれました。
いくつかご紹介します。
・ごはんを食べたりお友達がいること
・みんなが平和に暮らしていること
・みんなが仲良く遊べること
・みんなと仲良く過ごすこと
・お家でたのしく暮らせること
・マンションができたこと
でした。  3歳児の子どもたちは、うまく平和を言葉に出来なかったようです。戸惑ってしまう3歳児もありのままの姿と感じられたひとときでした。

絵本を読みすすめると真剣に聞き入って、見入っていた子どもたちでした。読み終えて、ひとつのフレーズ『へいわってなあに みんながおくつをはけるといいね』という箇所から、「他の国では靴を持てないお友達もいるよ」 と伝えてみました。

今すぐにすべてが、世界中が平和になるって難しいけれど、すぐ近くのみんなが嬉しい、楽しいってことを毎日していると平和がたくさんつながるね。そして、辛い時、悲しい時、苦しい時に『大丈夫?』と心配したり、『大丈夫だよ!』と助けたり、励ましあったりすると、それが嬉しいに変わって平和が生まれるね。  という話をしました。

YMCAでは、平和について考えたり、感じる機会が多いかと思います。小さなことをコツコツと続けていくことが、文頭にあるような子どもたちの考える平和が、心に育まれていくのだと思います。保育園という日々の生活の中、ひとりひとりを大切に、ひとつひとつを丁寧に行うことで、今後も平和について取り組む機会を持ち続けて行きたいと思います。






YMCA東かながわ保育園 菊池 智子

2015年11月10日火曜日

ふわふわバザーのご報告

YMCA東かながわ保育園・放課後児童クラブでは、毎年11月に募金活動の一環として「ふわふわバザー」を開催しております。準備は、各クラスと学童のバサー係保護者の方が中心となり約半年の準備期間を経て進めてきました。半年保育園と学童が力を合わせてバザーに向けて準備をしてきました。保育園は、コロコロオーナメント、フォトフレーム、ペットボトルけん玉、デザート屋さん、カレー屋さん、フランクフルト&焼きそば屋さん、学童では、ゲームコーナーを出店しました。
またお楽しみコーナーでは、カルテット・メスコランツァの皆さんに来園して頂き弦楽4重奏の演奏も聴くことができました。





ふわふわバザーでは,給食メニューの中からポンデケージョを販売したり園庭には、パヤオクラフトコーナーも設置してバザーを盛り上げてもらいました。今回のバザーには、保育園、学童のお友だちやご家族の皆様だけでなく近隣の方にも多数足を運んで頂きました。3時間という短い時間ではありましたが子どもたちやご家族の皆さんがバザーを楽しむ様子がたくさん見られる貴重な時間となりました。全てのブースで売り上げ目標を達成し昨年度を上回る募金額を送る事ができます。
今年度ふわふあバザーでの収益金は、¥135,124 となりました。この収益金は、全額横浜YMCAの東日本大震災復興支援募金と国際地域協力募金として支援が必要とされる方々の為に用いさせていただきます。




長期間にわたり準備に携わって下さった保護者の皆様、献品を提供してくださったクラチ青果様、ヨコハマミート様、山岡商店様、タカナシ乳業様、日光堂製パン様、魚勝様、タカノ様、M.M.C三本コーヒー様、INSPA様、プラザ栄光様、前田建設様、岩井の胡麻油様、また実り多いバザーとなるよう協力をしてくださった職員の皆様、学童リーダー、保育園と学童クラブの子どもたち、当日来場してくださった卒園児、地域の方々にも心より感謝を申し上げます。 ありがとうございました。
(YMCA東かながわ保育園・放課後児童クラブ 賀澤 順子)

風が届けてくれたすてきなおくりもの

滋賀県から届いた贈り物のご報告

その贈り物は、2015年10月31日(土)夕方(17:00すぎ)に見つけました。
土曜保育の最後のお迎えのお友だちを見送る為に、玄関の外へ出ると花壇の中に白くて丸いものが落ちていました。拾ってよく見ると、それは白くて丸い紙のような素材で出来た紙ふうせんでした。紙ふうせんにはクレヨンで描かれたかわいい女の子の絵と、絵を描いたであろうお友だちの名前が書いてありました

紙ふうせんの裏には、
「滋賀県・琵琶湖の南の大津市から幼稚園児が夢をのせ飛ばしました。拾われた方はお便りをください。」と連絡先が書かれたシールが貼ってありました。

遠く離れた横浜の保育園に幼稚園のお友だちが飛ばした紙ふうせんが風にのって届くなんて、なんてすてきな出来事でしょう!
これはすぐに送り主に知らせてあげよう!ということで、早速休み明けに東かながわ保育園のお友だちに報告をしました。




はじめのうちは、不思議そうな顔つきで、先生の話をきいていた子どもたちでしたが、日本地図を見て、横浜のある神奈川県と滋賀県の場所を確認したり、紙ふうせんを触ったり、見たりするうちに少しずつイメージが沸いてきたようでした。なんだかとても嬉しい気分になり、みんないい笑顔になりました。


送り主のお友だちには、ぞう組(年長)のお友だちがお手紙を描いてくれました。
普段から「お手紙ごっこ」を楽しんでいるぞう組ですが、今回はまだ一度も会ったことのないお友だちへ送るお手紙だからなのでしょうか、真剣な表情だったり、何を質問しようかな?とじっくり考えて書いているようでした。



ぞう組・きりん組(年中)さんの写真を添えて、お返事を送りました。
「ちゃんと届くかな?」「また、お返事くるかな?」と楽しみにしています。


*ちなみに、紙ふうせんの連絡先に連絡したところ、その紙ふうせんは保育園の花壇で見つけた10月31日(土)の朝9:30ごろ飛ばしたものだそうです!!びっくりです!風にのって半日もしないで横浜に届くなんて、本当にすてきな出来事です。しかも、紙ふうせんが届いた連絡は東かながわ保育園が第1号だそうで、とても喜んでくださっていました。

すてきな出来事を心から喜ぶことのできる保育園の子どもたちの姿に、とても嬉しく思います。心が温まる平和な時間に感謝しています。

YMCA東かながわ保育園 岩間陽子


http://www.yokohamaymca.org/childcare/higasikanagawa.html