2022年12月28日水曜日

国際理解 「インドネシア」を知ろう!

 今回は、横浜在住のインドネシア人の女性Nさんに来所していただきました。

最初にインドネシアのガムラン音楽を流しましたのですが、子ども達には「なんかちょっと怖くかんじる~」「波動って感じ」と一瞬で全く違う世界を感じたようでした。

そして登場していただいたNさんのお名前が日本のマンガの登場人物の名前と同じことから、自己紹介をしてくださった時点で子どもたちの目は驚きで真ん丸になりました。

まずはインドネシアが赤道直下にある一年中夏の国であることや、7000以上の島々の集まった国であること、人口も世界でNo.4であることから話が始まりました。

 そしてNさんのご出身地、ジャワカレーでお馴染みのジャワ島の世界遺産や、インドネシアでは少数派のキリスト教徒であるため多数派のイスラム教の女性のようにヒジャブを被っていないことを説明していただきました。

着てくださっているバティック(ろうけつ染め)の服やインドネシアの食べ物、
また、熱帯森にいるちょっと怖い動物の話等も子ども達には興味津々だったようです。

その後はインドネシア語を初めて体験しましたが、「よろしくお願いします」が難しくて、何度も挑戦する子もいました。

インドネシアの遊びの時間の1つ目は、象と蟻と人間のじゃんけん。親指と小指と人差し指で表現するものでした。どうしてもチョキやパーが出てしまって大笑いする場面も見られ、大変もり上がりました。

2つ目はインドネシアで独立記念日に行う、お米の袋に両足を入れて飛んで競い合うバラップカルンに挑戦しました。

         

今日は袋状に縫った布を代用し、安全面も考え競争はせずに2人ずつで行いました。
子ども達の生き生きとした笑顔を見て、Nさんも本当に嬉しそうでした。

最後に「Nさん スラマッティンガル トゥリマカシ(さようなら ありがとう)」と、
インドネシア語で挨拶出来た子ども達でした。

東かながわ放課後児童クラブでは、近隣にお住いの様々な国の方から、その国や文化を学ぶ機会を設け、同年代の遊びを体験するなどして、より身近に感じるとともに、国や文化の違いを認めていける人になれるように願っています。

短い時間でしたが、子ども達はインドネシアの国と文化を楽しく学び、体験した一日となりました。 

            (YMCA東かながわ放課後児童クラブ らーやリーダー)