「ピンクシャツデーの話はもう聞き飽きたよ・・・」という子どもたちの声もある中、
今回は「ピンクシャツデー」を日本語に訳すことから始めました。
「桃色の上半身に着る物の日」。
日本語に訳すとイメージが違って聞こえることに、ちょっとくすくす笑い。
そこからは、そのいじめのあった日にどんなことが起きていたのかをみんなで考えていきました。
ピンクのTシャツを着た紙の人形の男の子X君と女の子Aちゃん。
その他の子供たちがなぜX君だけにいじめをしたのかに対し、
「ピンクは可愛い色だから男の子には似合わないから」、
「女の子は可愛くして男の子はかっこよくする」等の意見が出る中、
高学年の女の子の「ピンクは女の子の色だから男の子は着てはいけないって
考えているから」という的を得た意見も返ってきました。
「ピンク色は女の子の色だから、男の子は着たり持ったりしてはいけない色って
自分も思ってるという人」と聞くと、5人くらいの低学年の男の子が手を上げました。
そこで有名人などを想像して、可愛い男の子がいてもいいしカッコイイ女の子がいてもいいことを伝えました。
最後に、私たちにはいつの間にか持ってしまっている「間違った思い込み」があることを確認しました。
ではどうやってその思い込みを外していくか…に対し、
1年生の男の子から「(高学年の女の子のように)わかっている人から学べばいいんだ」と素敵な意見が出ました。
子どもたちの心はとても柔軟です。
私たち大人が子どもたちに「間違った思い込み」を持たせないようにするためには、
まずは自分の中にある「間違った思い込み」を片付けていく必要があると再確認した一日でした。
MCA東かながわ放課後児童クラブでは、来年度の入会申し込みを受け付けております。
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(YMCA東かながわ放課後児童クラブ らーやリーダー)