2018年11月30日金曜日

お茶とともに感じる秋

YMCA東かながわ放課後児童クラブ 茶道体験報告

10月30日(火)に今年度2回目の茶道体験プログラムを行いました。
今回のプログラムは、9月に実施した書道体験と連動したプログラムとなっています。

9月の書道体験では、「月」を様々な書体で書きました。
今回の茶道体験では、子どもたちが書いた「月」を鑑賞しながら、季節を大切にする感性を養うことと、お茶とともにいただく際に一緒にいただくお菓子の正式ないただき方を学んでいくことを目的として行いました。

初めに、季節(月や花)に関する話を聞き、何故、晩秋のころにお茶をいただくのかを学びました。
うさぎ、ススキ、秋明菊などを飾りました
 

その後、子どもたちは茶室に見立てたござに正座し、茶道のお点前を体験しながら、お茶とお菓子をいただきました。


隣に座っている人に「お先に」と一言添えながらお菓子をいただきます。

 

お菓子をいただいた後、お茶をいただきました。


一つひとつの所作を行う子どもたちは少々緊張している様子でしたが、丁寧に行っていました。

茶道における有名な言葉に「一期一会」があります。「出会いを大切にし、今この時にできる最高のおもてなしをしましょう」という意味です。

学童で過ごす時間は、主に放課後の限られた時間です。その中で楽しいことや、時にはけんかをすることもありますが、茶道で大切にしている「一期一会」の考えから学び、場面場面から様々な気付きや学びを得て成長できる場を作っていきたいと思います。