2018年11月29日木曜日

保育園の離乳食を味わってみよう!

離乳食試食会のご報告

YMCA東かながわ保育園
11月22日(木)に、横浜市補助事業 親と子のつどいの広場「ほしのひろば」にて
離乳食試食会を行いました。

当日は地域にお住まいの親子11組の参加がありました。
この日の離乳食は、人参や高野豆腐を使ったペーストや煮物などでした。
さつまいもを使ったおやつも用意し、カミカミ期のおやつの『さつまいもおやき』は、手づかみ食べにちょうど良い大きさでした。難しそうに見えますが、さつまいもを茹でてつぶし、片栗粉少々と、青のりやきな粉など好きな風味を混ぜ、丸めて焼くだけ!とっても簡単にできてしまうんです♪




離乳食が終わると今度は完了食(幼児食)に移行します。
ほとんど大人と同じものが食べられるようになりますが、味付けは薄め、食材は小さく切り、大人の食事より柔らかめに作ります。

この日の完了食のメニューは・・・
・ごはん
・生揚げのカレーケチャップ煮
・春雨サラダ
・スープ
・梨
おやつは、スープビーフンというわりと渋めのメニューでした。

スープビーフンはおやつのイメージではないかもしれませんが、子どもにとってのおやつとは3食の食事では不足する栄養素や水分を補う『第4の食事』になるので、きまって甘い物でなくてもいいのです。
そして、横浜YMCAの13の保育園では現在、卵・乳。小麦を使用しない、アレルギーがあるお子さんでも安心して食べることができる給食作りを目指しているので、この日のおやつにはお米の麺であるビーフンを使用しています。味も美味しいと評判でした♪

離乳食も完了食も実際に試食してもらうことで、各期の食材のやわらかさ・味・舌触り、大きさなどを伝えることができたかと思います。
試食中には、
『こんな風になめらかに仕上がらない、なぜ?』
『いつから味付けしていいの?』
といった質問も寄せられました。

今回の事前アンケートの結果では、多くの方が『少食・偏食』に悩んでいることがわかったので、保育園の子どもたちの少食・偏食エピソードをもとに作成した資料を作成しお配りをして、最後の質疑応答コーナーでも、多くの少食・偏食についての質問が寄せられたので保育園の栄養士の立場からいくつかアドバイスさせていただきました。
私たちのアドバイスが、少しでもお役にたてれば嬉しく思います。
また、離乳食試食会は私たちもお母さん方が普段かかえているたくさんの悩みを知ることができる貴重な機会となっていることを実感しました。
また次回も内容を工夫して面白い食育ができたらと思っていますのでよかったらご参加くださいね。



YMCA東かながわ保育園 栄養士 亀井 綾奈

YMCA東かながわ保育園