YMCA東かながわ放課後児童クラブ ではこの秋にトルコに行ってきた、らーやリーダーからトルコの話を聞く機会を持ちました。
ヨーロッパでもありアジアでもある、たくさんの歴史があるトルコ。
個人で2週間旅した経験から、子どもたちに短い時間で伝えたいこと・伝えるべきことを考えました。まずは国の位置や大きさ・首都の確認をし、旅した場所に印をつけた地図を見ました。
写真を見せながら、イスラム教徒の国は「女性が宝石」として扱われるので、どんなに暑くても腕・足・髪の毛を隠さなくてはいけないことを話すと「え～ 何それ？」という素直な驚きの声が上がりました。
トルコリラのお金・日本とは形の違う栗・イスタンブールの交通カード・
ナザールボンジュウというジェラシーを跳ね返すお守り等、
実物を手にする経験も日本とは違う国を実感できたのではないかと思います。
そしてトルコ人と国を持たないクルド民族との長い歴史の中での争いが実はまだ終わってはいないことを知り、世界中からたくさんの観光客が押し寄せるトルコでも、100％平和な国とは言えないことから平和を考えることに繋がりました。
話を終えた後も、リーダーの個人的な写真を見たり、ショールで髪の毛を隠す体験を女の子も男の子もしたがり「あ～あったかい」「きれいだね」と異文化を楽しみながら学ぶことが出来ました。
私たち大人の実体験は、子供たちの視野を広げる基になるように感じました。
YMCA東かながわ放課後児童クラブ では様々な国や文化の違いを知って考える時間を今後も設けていきます。
（らーやリーダー）