2019年10月29日火曜日

10月の幼児礼拝

YMCA東かながわ保育園では、毎月1回、45歳児クラスで幼児礼拝を行っています。
先日、10月の幼児礼拝が行われました。
10月の賛美歌『かみさまがつくられた』を、手話を交えながら歌いました。
それから園長先生が来て、優しく聖書のお話をしてくれました。今回は、列王記上316節~28節のお話でした。
ソロモン王の前に、1人の子どもを奪い合う女性が2人やってきました。どちらが本当の母親なのか、話を聞いているだけではわかりません。そこでソロモン王は家来に剣を持って来させて「では、この子を半分に切り分けるので、それぞれが半分を持ち帰るが良い。」と言いました。すると一人の女性が「それだけはおやめください。私はこの子を諦めます。だからどうか、この子を真っ二つにすることはおやめください。」と訴えました。賢いソロモン王は、それを聞いて、本当の母親を見定めたのでした。
子どもたちは園長先生の話に引き込まれ、目を大きく見開いて「かわいそう・・」とか「どーなるの?!」等と口にしていました。ソロモン王の「生きたまま2つに割きなさい」と言う言葉を聞いた時には子どもたちは驚き、「え~!!!だめじゃーん・・・」「こわーい!」「え?!死んじゃうの?!」等と驚き、心配をしていました。
最後は、母親の子を思う愛情を感じ、取り合われていた子どもが無事に母親のもとに戻ったのを聞いて、ホッと胸をなでおろした、45歳児クラスの子どもたちです。
神様からいただいた11人のかけがえのない大切な命。自分も友だちも同じく大切な存在であるという事を、伝えられる保育をしていきたいと改めて思いました。
東かながわ保育園 野中