いつ来るかわからない大地震や津波に備えて、今年も避難訓練をおこないました。
午前中は津波が来た想定のもと、隣のマンションの階段を登る訓練をおこなう予定でした。実際には雨天で転倒の危険性を考慮し、今年度の避難先は玄関前となりましたが、発令後子どもたちはどのようにして身を守るか、そして職員は安全に協力しあって子どもたちを誘導する判断の練習にもなりました。
午前の訓練後は保育者からの津波の話を聞いたり、災害時を想定した給食を食べたりし、子どもなりに緊張感や避難の大切さを実感したところで、午後は引取り訓練です。広域避難場所まで避難をし、避難先まで保護者に引き取りに来ていただく訓練です。こちらも実際には雨天のため、安全と体調を考慮し、広域避難先に向かうのではなく「園内浸水想定で、全園児2階保育室に待機」といった想定のもとの避難という形になりましたが、普段と違う様子に子どもたちは緊張感をもって臨むことができました。午前中と同じく、保育者である私たちも臨機応変に落ち着いて対応していくことの訓練になりました。保護者の方にとっても、随時連絡をチェックし、安全に迎えにきていただく練習になっていただけたかと思います。
訓練をきっかけに、より一層災害や防災への意識を高めていきます。そしてご家庭でも避難経路や連絡手段などを家族で話し合っていただくよい機会としていただけたらと思います。
YMCA東かながわ保育園 仁藤