2018年7月17日火曜日

季節を感じよう~七夕と茶道体験~

~YMCA東かながわ放課後児童クラブ 七夕・茶道体験報告~
梅雨が明けて晴天が続く中、学童では大きく分けて2つの内容で七夕プログラムを実施しました。
1つ目のプログラムは、七夕飾りを作りました。一人ひとり短冊に願いを込めて、本物の竹に短冊をつるしました。短冊だけでは寂しいので、飾りもみんなで作ると…とても豪華!!夏らしく、涼しげな七夕飾りが出来上がりました!!




2つ目のプログラムは、茶道体験をしました。
まずはお茶についての説明を先生がしてくださいました。「一期一会」の心、季節のお花である半夏生、お茶を点てる道具である茶筅、先生のお話により、子どもたちはすっかり博識になりました!
お茶を点てる前にまずは笹団子を頂きました。子どもたちは正座をして背筋をぴんと伸ばし…懐紙の上にのった笹団子を美味しそうに食べていました。「なんだかお茶の味がするー!!」と、子どもたち。お抹茶を頂く前でしたが、草餅のあじがお茶の味に感じたようです。
笹団子を頂いたあとは、先生が一人ひとりにお茶を点ててくださいました。
そしていよいよ自分でお茶を点てる番です!!
まずはお抹茶を2すくい分お椀に入れて…
しゃかしゃかしゃか!!!空気を含ませ素早くお茶を点てるのですが、コツをつかむまではなかなか難しそうでした。慣れてくると手首のスナップをきかせ、みんな上手にお茶を点てていました。
てのひらにお椀を乗せて…3時→6時、3時→6時と2回まわします。お茶の味はどうかな…?
「にが~い!」「ちょっとにがいけど飲めそう!」「全然大丈夫、おいしい!」様々な声が聞こえました。園長先生やリーダーたちにお茶を点ててくれる子どもたちもいました。
心のこもったお抹茶はとても美味しかったです!
お茶は季節感が大切です。今年度第1回目茶道体験として七夕飾りの横で、半夏生も飾り、涼しげな雰囲気を味わいました。第3回は10月のお月見の時期を予定しております。季節ごとに実施し、子どもたちが日本特有の文化に触れる時間をこれからも作っていきたいと思います。
また、今回は七夕の由来や夏の大三角についても触れました。四季がある日本で、子どもたちが季節の移り変わりを感じることができる豊かな心を育んでいけるよう、季節の行事を大切に行っていきたいと思います。
YMCA東かながわ放課後児童クラブ 荒谷 真梨